【年長児】わかってる!を繰り返す子どもの心理とは?子どもの心に寄り添った関わり方を紹介
最近、年長の子どもに「手洗った?」や「○○しておいてね」と声かけをすると「わかってる!」と言われます。
かといってちゃんとしてくれるわけではなく…
私が口うるさすぎるのでしょうか…
どんな風に声かけしていけばいいのか悩んでいます。
子どもにしてほしいこと、やらなくてはならないことを伝えたくて、つい声かけが多くなってしまうことってありますよね。
その際、「わかってる!」と返事をされると子どもに対して、戸惑いや不安を感じることがあるかもしれません。
実は、この言葉の背景には、自己主張や理解されたいという欲求が隠れています。
この記事では、子どもの「わかってる!」という言葉の心理と、心に寄り添った具体的な関わり方を解説します。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
子どもが「わかってる!」と繰り返す心理とは?
子どもが「わかってる!」と頻繁に言うのは、自分の意思や考えを強く主張したいからです。
年長さんは、保育園や幼稚園、こども園では最高学年であり、自立心がのびゆく年頃です。
特に自立心が芽生え始める年齢の子どもは、自分ができることを示したいと感じるでしょう。
また、感情のコントロールが未熟で、フラストレーションやストレスを表現する手段として「わかってる!」と言うこともあります。
子どもの「わかってる!」に対する対処法
まずは子どもの意見を尊重し、対話を促しましょう。
「○○しておいてねってママに言われてどう思った?」などの質問を投げかけることで、子どもが自分の考えを整理しやすくなります。
また、子どもは親からの肯定的な言葉を求めている場合もあります。
お願いしていたことができていたら、「片付けがきれいにできたね」「約束を守ってくれてありがとう」など、具体的な褒め言葉を使って、できたことに対するフィードバックをしましょう。
成果だけでなく、努力や家庭を評価することも大切です。
「一生懸命にやったね、一生懸命に頑張ってる○○が素敵だよ」と伝えることで、子どもは自分の努力を肯定的に捉えられます。
子どもの心に寄り添った関わり方とは
子どもにはそれぞれのペースがあります。
そのペースを尊重し、急かさずに待つ姿勢を心がけましょう。
「わかってる!」と言われたときに、本当に理解しているか確かめたくなることもありますが、温かく見守りサポートすることで子どもの安心感を高められます。
「わかってるって言ったけど、何か手伝いが必要なら教えてね」と共感を示すと良いでしょう。
まとめ
「わかってる!」と繰り返す子どもには、自立心の芽生えや理解されたいという欲求が隠れています。
これらの心理を理解し、心に寄り添った関わり方を実践することで、子どもとの信頼関係を深めることができるでしょう。
この信頼を基に、子どもも安心して自分の気持ちや考えを表現できるようになるでしょう。
ポジティブな関わりを意識して、子どもの健やかな成長と自己肯定感の向上をサポートしていきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。