人混みや狭い道で、日傘をさせる人 させない人。
こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。
今日のテーマは、「人混みや狭い道で、日傘をさせる人 させない人」です。
いよいよ、暑い暑い夏がやってきましたね。
最近は、日傘をさして歩いている人をよく見かけるようになりました。昔は、透き通るような白い肌をした貴婦人のような、そんな人しかさしていないイメージがあった日傘ですが、最近は、猫も杓子も、そして日に焼けた男性まで日傘をさしていたりします。
正直、「どうしちまったんだろう?」と思います。
特に、人混みや狭い道などで、堂々と傘をさしている人を見ると、「この人たちは、人様に迷惑をかけていることに、気が付かないんだろうか?」と思ったりします。
その昔、横断歩道で、信号待ちをしているときに、後ろから近付いてきた女性に、日傘で頭をコツコツ叩かれてからというもの、よけいに日傘が嫌いになりました。ちなみに、その女性は、スマホに夢中になっていたようで、日傘で私の頭をこついたことに、全く気付いてない様子でした。
人混みの中、横断歩道を渡っている時、向こう側から、日傘をさして、真っ直ぐこちらに向かって歩いてくる女性がいます。私をその光景を見る度に、モーゼの十戒の海が割れるシーンを思い出します。私を含めた大勢の人が、日傘をさしている女性をよけるために、左右に分かれて歩かねばならないからです。
ここに興味深いアンケートがあります。
- 「人混みや狭い道など、他の人の日傘が迷惑だなと思ったことがありますか?」という問いの答えですが…、
- 1位 ある 70%
2位 ない 20%
3位 わからない・覚えていない 10% - 以上です。上記は、シティリビングWeb読者を対象とした調査で、調査期間は2023年の4月から5月まで、有効回答数は197人です。
私は、この結果を聞いて、私と同じく、「迷惑だな」って感じる人が70%もいる
んだぁ…と思いました。
ちなみに、私のカウンセリングルームに通われてらっしゃる、ある女性がいるのですが、その人は、紫外線に本当に弱く、いつも日傘を持ち歩いているそうなのですが、人混みでは絶対に傘をささないし、正面から人が歩いてきたら畳むようにしているので、開いたり閉じたりと忙しく、結局バッグの中にしまい込んでいることが多いそうです。
世の中には、4種類の人間がいます。
1.自分も日傘をさすし、さしたい人は、皆、させばいいと思っている人。
2.自分は日傘をさすけれど、他の人は、邪魔だからささないで欲しいと思っている人。
3.自分は日傘をささないけれど、さしたい人は皆、日傘をさせばいいと思っている人。
4.自分も日傘をささないので、皆もささないで欲しいと思っている人。
私は、上記4に、考えが近い人です。
日傘は、本当に肌が弱い人か、もしくは人通りが少ない場所か、狭くない道でしか、さして欲しくないなあ…と思っています。私は、暑ければ、もしくは日差しが嫌なのであれば、つばの広い帽子をかぶってもらいたい…と考えている派です。
実は、「日傘をさすかどうか?」「日傘をさせるかどうか?」は、
生まれつき、概ね決まっています。
お父さんタイプ(エニアグラムでいうところのタイプ8)とお母さんタイプ(エニアグラムでいうところのタイプ2)は、比較的、自分が日傘をさすことに抵抗がない人たちです。おじいさんタイプ(エニアグラムでいうところのタイプ5)も、どちらかと言うと、日傘をさすことに抵抗がない人です。
でも、おばあさんタイプや長男タイプや長女タイプや二男タイプや二女タイプや末っ子タイプは、日傘をさすことに抵抗を覚えます。「日傘をさすと、他の人に迷惑をかけるのではないか?」と思うからです。
お父さんタイプとお母さんタイプは、人目を気にしないことが多く、「自分は大物である」と信じて疑ってないので、人混みでも平気で日傘をさすことができます。彼ら彼女らは、「日傘が邪魔に感じるんだったら、お前がよけんかい!」という感じです。← ちなみに、「自分は大物である」という感覚は、無意識で思っていることなので、本人には自覚がないことがほとんどです。
私(竹内成彦)は、日傘をさしたら、平然とはしていられないタイプなので、砂漠を1人で歩かない限りは、一生 日傘はささないと思います。
あなたは、いかがですか?
あなたは、日傘をさせる人ですか? それとも、させない人ですか?
というわけで、今日は以上です。
今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。