【発達障害者本人が心掛けること】ASD(自閉スペクトラム障害)とADHD(注意欠如・多動性障害)
こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。
今日の記事は、昨日の記事 の続きです。
発達障害者本人が心掛けることです。
1.メモを取る習慣を持つこと。
発達障害の方は、忘れていってしまうという自分の短所を補うために、メモを取る習慣を持つようにしていってください。
2.散らかさないこと。片付けタイムを持つこと。
発達障害者、特にADHDの方は、片付けることが苦手です。よって、日頃から散らかさないように気をつけていってください。
3.クールダウンの時間と場所を確保。1人&薄暗い&静か。
発達障害の方は、頭の中が混乱し雑然としていることが多いです。薄暗くて静かな所で、ひとりになって、自分の気持ちを静めるよう心掛けましょう。
4.事前の準備を怠らない。
発達障害の方は、臨機応変に動くということが苦手です。何が起きても慌てないよう、事前の準備はしっかりしておきましょう。
5.事務連絡を受けたら、文字にして、それを見ること。
発達障害の方は、耳で聞いただけでは、理解が乏しいことが多いです。文字にして、それを目で見て、理解するようにしましょう。
6.物をなくさない習慣を身につけること。置き場所の工夫。
発達障害の方は、よく物をなくします。置き場所を工夫して、なくさないよう気をつけましょう。
7.人の話を集中して聴けるようになること。周りに合わせる。
発達障害の方は、人の話を集中して聴くことが苦手です。しっかり聴けるようになるよう、練習していきましょう。周りに合わせる練習もしていきましょう。
8.得意なことを見つけ、それを職業にしよう。
発達障害者だからと言って、定型発達者より苦手なことばかりであるとは限りません。得意なことを見つけ、それを職業にしていきましょう。
9.周囲(家族)のサポートを得よう。
発達障害の方は、自分の得手・不得手をしっかり理解し、積極的に周囲のサポートを得るようにしていきましょう。
10.カウンセリングを受け、カウンセラーに理解してもらおう。
自分のことを理解してくれている人がいるという事実は、自分に安心感をもたらすものです。カウンセリングを受け、カウンセラーに自分のことを理解してもらいましょう。
11.脳に良いことをしよう。
・規則正しい生活
・良質な睡眠
・栄養のある食事(食べ過ぎに注意)
身体に良くないもの(砂糖・マーガリン・マヨネーズ・ショートニング・カフェイン・牛乳・合成着色料・保存料・消毒液と塩素たっぷりのカット野菜・小麦粉・人口甘味料)は、なるべく避けるようにしてください。※ 牛乳は、胃腸が大変に丈夫な方には、まだいいです。
・適度な運動
・便秘解消
・日光にあたる
・姿勢を整える
・呼吸を整える
上記が、脳に良いことです。
12.不調な人から離れよう。
不調な人と一緒にいると、つい自分も不調になりがちです。不調な人とは極力距離を置くようにしましょう。
13.毎日、日記を書こう。
発達障害の方は、日記を書くことが苦手です。だからこそ、日記を書くようにしましょう。日記を書いて自分の頭の中を整理し、自分を客観的に見られるようにしていきましょう。日記をしっかり書けるようになれば、症状は収まり、かなり社会に適応できるようになっている筈です。ぜひ、試してみてください。
以上です。
というわけで、今日は、「発達障害者本人が心掛けること」というテーマで、主には、ASD(自閉スペクトラム障害)、ADHD(注意欠如・多動性障害)について、お話させていただきました。どうぞ参考にして頂けたら幸いです。
今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。