【目黒区】桜は4月1週目が見ごろ? お花見のお供に「つ久し」の名物「黒豆大福」をまた買いに行きたい
2024年の桜はいったいいつ楽しめるのか? 皆さん、毎日ヤキモキしているのではないでしょうか。
3月28日(木)に中目黒に行ったところ、駅前で警備の方が「目黒川のお花見マナー」の看板を掲げて立っていました。
が、あまり人通りは多くなく、肩透かしな感じ。
2023年の開花があまりにも早く、2024年は平年並みかそれよりもやや遅いという状況です。日本気象株式会社の満開予想は4月1日(月)となっていますがもう少し遅くなりそうな予感。
都立大学駅周辺で3月24日(日)から行われている「桜並木ライトアップ&桜フェスタ2024」ですが桜はないまま。
ライトアップ終了が4月5日(金)までとなっているのでギリギリ間に合うか、というところですね。
都立大学周辺のまち歩きのついでに「黒豆大福」が名物の老舗和菓子店「つ久し」へ
3月23日(土)に一般社団法人めぐろ観光まちづくり協会が主催する「八雲・衾コースまち歩き」に、ボランティアガイドのアシスタントとして参加してきました。
昨年並の開花であれば、呑川柿の木坂支流や呑川駒沢支流・呑川緑道で桜のお花見を楽しみつつ・・・の予定だったのですが、桜はまだ開花せず。それでも参加者の皆さんに楽しんでいただけたようで良かったです。
まち歩き終了後に絶対行く、と決めていた和菓子店「つ久し」へ。早くいかないと売り切れてしまうと評判の「黒豆大福」を買いに行きました。
丹波産黒豆を使った「黒豆大福」は「めぐろ土産」にも認定されている銘品
都立大学駅から徒歩約8分、「めぐろパーシモンホール」の隣にある「つ久し」。創業は1949年で2024年で75年目を迎えます。
こちらの名物はなんといっても丹波産黒豆を使った「黒豆大福」。一般社団法人めぐろ観光まちづくり協会が設置する選定部会による「めぐろ土産」にも認定されており、「豆大福」の銘品としてメディアでもよく紹介されています。
桜が咲いていたら、こちらで和菓子を買って、ちょいとお花見と思っていたのですが、風も強く桜も咲いていないし断念。自宅でおいしくいただくことにしました。
「つ久し」では当日の朝に作り、その日で売り切りの「黒豆大福」
店内は昔ながらの和菓子店という風情の「つ久し」。桜餅やさくらしんじょう、花見だんご、草餅、かのこ、どらやきなど和菓子がずらりと並びます。
名物の「黒豆大福」はその日の朝に仕込み、当日販売分だけを製造。賞味期限もその日のみというできたてにこだわっています。
「黒豆大福」の他、甘い梅を包んだ「青梅」、ほろほろした食感と卵の風味がきいた「きみしぐれ」を購入して帰りました。
小ぶりで食べやすい「黒豆大福」
「つ久し」の「黒豆大福」は、豆の味がしっかり感じられ、ほどよい甘さのあんこ、コシのあるお餅が絶妙。
通常の豆大福は、赤えんどう豆を使うそうですが、「つ久し」では丹波産黒豆を使用し、サイズも大きいものにこだわって使っているそうです。
「黒豆大福」そのもののサイズは比較的小ぶりでちょっと甘いものが食べたい時にぴったりな大きさ。
黒豆の味わい、コクがしっかりと感じられて豆好きにはたまりません。餡の甘さ、豆の塩気も主張しすぎずに、自然なバランスでまとまっています。
コシのあるお餅でほどよくやわらかく、歯切れも良い。これは何個でも食べられる危険なおいしさです。
黒豆の味も楽しみつつ、小豆のおいしさも楽しめる。素晴らしい味わいの「黒豆大福」でした。
懐かしい甘さの「きみしぐれ」
「きみしぐれ」はこしあんを黄味あんでつつみ、蒸しあげてつくる和菓子。蒸しあげると表面にヒビが入るのが特徴なのだそう。
黄味あんには卵黄がたっぷりと使用されており、すこしホロホロとした食感。
「黒豆大福」はつぶあんですが、「きみしぐれ」はこしあんでした。なめらかな舌触りで上品な甘さが楽しめる一品。
甘酸っぱい梅が丸ごと入った「青梅」
見ためも青梅そっくりな「青梅」。甘く煮た梅が一粒丸ごと中に入っており、一口食べると甘酸っぱい梅の風味と香りが鼻に抜けます。
どの和菓子も上品な甘さで、サイズも手頃。まさにお花見のお供にぴったりでした。
3月29日(金)からの暖かさで桜の開花が進みそうな目黒区界隈。4月の1週目辺りが見ごろとなりそうですね。天気さえよければ4月6日(土)週末辺りがお花見客であふれそうな予感。
2023年は都立大学駅から大岡山、緑が丘駅方面へ呑川沿いを歩いてお花見を楽しんだので、今年は駒沢大学駅方面へ歩いてみたいと思います。
その時はまた、「つ久し」で黒豆大福を購入するつもりです。皆さんも素敵なお花見を楽しんでくださいね。
【店舗概要】
つ久し(Rettyページ)
営業時間:8時30分~18時30分、火曜休み
住所:東京都目黒区八雲4-5-6
問合せ先:03-3724-0294