住宅街に佇む飲食店。通り沿いであれば目にすることはあっても、“近隣スポットのついで”と寄る機会は、なかなかないものです。でも何回か通ってるうちに店名や外観、駐車場からわかる賑わいぶりを見ていると、どうしても気になる！

ということで行ってきたのがこちら。

「肉と野菜とお魚料理のお店　豚八　佐賀店」。

店名はがっつり“豚”なのですが、看板の店名横には野菜、お魚も表記が。いったいどういうメニューなんだろう？と思いながら入店。

ちなみに駐車場は店の前に4台分。満車の場合は看板の矢印の方向に進むと、駐車場が2カ所あります。歩いてすぐです。

料亭のような、落ち着いた佇まい。中は思ったよりもコンパクトな造りで、テーブル席が数席あり、奥の座敷に案内してもらいました。人気店ということで、予約済み。

小上がりの座敷スペースには2卓。子ども用の椅子、食器の貸し出しもありました。

気になるメニューなんですが…すみません。

間違えてこちらのページを見て注文したのですが、これはディナー価格でした。

正しいランチメニューは…

です。失礼いたしました。

とんかつなど豚肉料理がメインではあるのですが、どれもセット内容に刺身や小鉢2～3種との記載があります。と思いきや、「刺身御膳」もありました。肉と魚と野菜。と聞くと手広く取り扱っていそうですが、柱となるメニューはしっかり定まっています。

「豚八ランチ」のメインは肉か魚か選べるとのこと。今回は鹿児島黒豚のミートローフ、魚はカレイの唐揚げでした。初めての来店。せっかくなのでやはり、豚肉料理をチョイス！

1,380円でこの品数！魚も野菜も美味しく味わえる。

「豚八ランチ」(1,380円)。

ミートローフは焼き目がしっかりつくハンバーグと違い、大きな筒状の肉の塊をオーブンでじっくり焼き上げたあとカットされたもので、焼きムラができにくく、柔らかくてしっとりとした食感です。

ミートローフをメインで食べるのは初めてかも？洋風のオードブルに入っていそうな…どちからというと副菜のイメージでしたが、こんなに主役感のあるメニューだったとは！

つやつやで甘いお刺身はもちろん、マカロニサラダや茶碗蒸し、豆腐と茄子の揚げ浸しなど、副菜のバランスも良く、どれも美味しかったです。

「豚八」は三瀬にもあり、そちらは土日の昼のみ営業していましたが、コロナ禍以降、三瀬店は休業しているそうです。今では本店である佐賀店と、系列店で佐賀市緑小路にある弁当店「ぶた八」にて、こちらの黒豚料理が味わえます。

人気店ですがホームページやSNSのアカウントなどは見当たらず、リピーターや口コミでも広まっているようです。(※営業時間や定休日はお店に確認しました。)

大衆定食屋というよりかは、少し高級感のあるご飯屋さんという感じですが、おかずが豊富でどれも美味しく、とてもコスパの良いお店だと思います！

ランチはとんかつが特に人気のようなので、次は看板メニューをいただきたいと思います♪