「大根の煮物が筋っぽい」←「原因は皮の剥き方だった?』料理人の回答に…『もっと早く知りたかった!』
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん、「大根」は好きですか?
煮物やおでん、サラダなど、様々な料理に使われる大根ですが、煮物にすると『筋っぽくなってしまう』というお悩みをよく耳にします。柔らかく煮込んだはずなのに、なんだか食感がいまいち…そんな経験ありませんか?
実は、その原因、意外なところに隠れているのかもしれません。
今回の内容を私の「Instagram」で発信し、感想のアンケートを取ったところ…67%の方が『もっと早く知りたかった!』との回答を頂きました。
大根の煮物がいつも筋っぽい方は、ぜひ最後までお付き合い下さい!
今回の目次
- 皮の周辺には繊維が多い
- 皮を厚めに剥く
- 大根の美味しい選び方
- まとめ
皮の周辺には繊維が多い
今日の本題に入る前に、皆さんに知っておいてほしいことがあります。
それは…「皮の周辺には繊維が多い」ということ!
大根の皮のすぐ下には、たくさんの繊維が集まっています。
そのため、繊維が残っている状態で煮込んでしまうと、筋っぽさが残ってしまいます。また、味が染みこまない原因にもなりえます。
皮を厚めに剥く
では、どうすれば良いのでしょうか?解決方法は簡単です。
それは…「皮を厚めに剥く」ことです!
そのため、煮物やおでん用の大根は、ピーラーより包丁で皮を剥く方がオススメです。もし、『包丁で剥くのは苦手だわ…』という方でしたら、ピーラーで2周ほど剥くと良いです。
そして、剥く厚さの目安は「3~4mm」
また、剥いた際に出た皮は「きんぴら」などにして使い回すと、無駄なく活用できます。捨ててしまいがちな大根の皮ですが、実は繊維がしっかりしていて、食感が良いので、「炒め物」にもぴったりです!
大根の美味しい選び方
美味しい大根の煮物を作る上で、皮を厚めに剥くことももちろん大切ですが、まずは美味しい大根を選ぶことが重要です!
今から、皆さんに美味しい大根を選ぶポイントを3つお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください!
★葉の色が鮮やかな緑で、みずみずしいもの
★皮にハリとツヤがあり、ひげ根が少ないもの
★手に持ったときにずっしりと重さを感じるもの
まとめ
- 大根の皮の周辺には繊維が多いため、筋っぽさが残ることがある。
- 皮は厚めに剥くのがポイント。目安は3~4mm。
- 包丁が苦手な方はピーラーで2周ほど厚めに剥くのもOK!
- 剥いた皮はきんぴらなどに再利用して無駄なく活用。
- 美味しい大根は、葉が鮮やかで、皮にハリがあり、重さがあるものを選ぶと良い。