【小さな経済圏】古の物々交換は最先端の信用経済でもある
育てた野菜を友人(糀屋さん)に売り、
そのお金で私は地元のジェラートを食べて、
糀屋の友人は地元のジェラート屋さんに黒糀を納品してお金を得てる。
そして友人の出店のお手伝いとして私にバイト代が入る。
↑この野菜が↓このジェラートになり、
↑このジェラートのフレーバー(黒糀甘酒)は友人が作って納品したもの。
↓そしてその友人はジェラートの販売も委託で受けつつ出店して、
そのバイト代が私に還ってきた。
お金が知ってる人の間でくるくる回る。
回るお金の量が同じでも、それが外に出て行かずに圏内でくるくる回り、その回転速度が上がれば上がるほどみんなの富が増えたり、豊かさを享受出来る。
でも、そこに税金が入るとお金が動くたびにこの小さな圏内から外にお金が出て行く。
でも、出て行く先が国内ならば、補助金や公共事業としてサービスとなって返ってくる。
この圏内が広がれば広がるほど話は複雑になる。
その圏内を小さくしようと試行錯誤されてきたのが『地域通貨』
でも、成功した地域通貨ってあんまり聞かないよね。
結局みんな外貨がほしくなって、それで良いよねってなってしまう。
お金は道具。
でも、集まり過ぎると人を支配できる道具にもなってしまう。
留めるのではなく、くるくる回す。
循環すれば人の生活が潤う。
一部に大量に澱めば腐る。
そう思うとやはりただの道具ではなく、エネルギーを持った不思議な道具。
振り回されることなく上手く付き合い使っていきたいものですね。