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自給用の野菜と商業用(売るための)野菜の違い

かーびーファームインタープリター/自然農YouTuber
↑2024/6/24収穫の夏野菜たちです。もちろん全部うちの自然農野菜。

久しぶりの記事更新…サボっててすみません(^^;)

4月下旬から5月に畑に植えた野菜たち、今年の春はイマイチ気温が上がらなかったこともあり、ビニールマルチを使わないウチの畑ではカボチャやスイカなど地這い系のウリ科とナスの調子がイマイチ悪く、そこからの梅雨突入。

雨が降れば熟したトマトは割れてしまうけど、水があればあるほど育つナスやキュウリはグングン育つ。

気温も上がって、雨もしっかり降る今の時期は露地キュウリが元気いっぱいに実ります。
気温も上がって、雨もしっかり降る今の時期は露地キュウリが元気いっぱいに実ります。

ナスはまだ木が小さくてイマイチなのだけど、ここでしっかり管理すればぐいぐい育ってくれるはず。
ナスはまだ木が小さくてイマイチなのだけど、ここでしっかり管理すればぐいぐい育ってくれるはず。

梅雨が明けて、雨が降らなくなるとナスやキュウリに水やりが必要になるけどトマトはきれいに甘くなる。

6/27時点の大玉トマト。青いうちは雨が降っても割れないけど熟し始めた時に雨に当たったり土の水分が増すと割れてしまう。
6/27時点の大玉トマト。青いうちは雨が降っても割れないけど熟し始めた時に雨に当たったり土の水分が増すと割れてしまう。

今の時期は1番果から2番果が収穫時になっていて、雨に当たると割れてしまうけど、割れちゃったトマトもその日のうちに食べれば問題ないし、たくさんあるならスープにしちゃう。

裂果するとそこから傷んだり虫が湧きやすくなるけど、収穫して家で保存すればわりと数日もちます。
裂果するとそこから傷んだり虫が湧きやすくなるけど、収穫して家で保存すればわりと数日もちます。

傷んでる部分や、虫食い(今の時期はカメムシに吸われやすい)が多い部分はざっくり切り落として、おいしそうな部分だけフードプロセッサーに入れる。

ついでにタマネギ、ニンニク、バジルや大葉もフープロで粉砕して一緒に煮込む。

ナスとピーマンも加えると、食べ応えと風味が増します。

味付けは塩だけでOKなくらい旨味たっぷりだけど、ちょっと甘さを加えたかったので本みりんを少しだけ追加。

ナスとピーマンに火が通ってトロッとしたら完成!

もっと映える写真とりたい…wでも味は良くて、家族3人でおそらく8人分くらいのスープが一回でなくなります。
もっと映える写真とりたい…wでも味は良くて、家族3人でおそらく8人分くらいのスープが一回でなくなります。

ほぼ野菜だけで作ったスープ。お肉がなくても満足感のある食べ応えで美味しい!

でもお好みでベーコンやウインナーを加えても美味しいよ。

こんな感じのトマトスープを毎日ナベ一杯作ってるけど、まだ余る。

しかもトマトの収穫ピークはこれから。

もっともっと食べきれないくらい採れたら煮込んでトマトソースにしちゃうのもアリ。

出荷や販売するためには

『こうじゃなきゃいけない』

が多いけど、

自給用なら

『こうすれば良い』

でいっぱい。

ノルマがあるわけでもないから、今日はもう雨だし帰るかーってのもアリ(笑)

自然農は肥料や農薬、ビニール資材などを使わずにやれるので継続的なコストはほぼ掛けずにできる。

だから上手くいかなくてもお金がもったいないという感覚にはならない。

残念な気持ちにはなるけどね。

でも、そうやって少しずつやり方を改善していくことでだんだんと出来るようになる。

自分の栽培技術が向上している頃には、土も良くなっている。

それが自然農の面白いところだけど、

売るための野菜作りには向いていない。

そこんところはちゃんと考えて取り組むことはけっこう大事です。

↓6月下旬の自然農畑の様子と収穫した野菜やら解説してる動画です。

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ファームインタープリター/自然農YouTuber

愛知県西尾市にて自然農を実践してます。 農を切り口にして自然の面白さや大切さを伝える情報発信や体験イベントも行い、 農の楽しさを伝える『ファームインタープリター』を自称してます。 『野菜を売らない百姓』でもあり、 売らなくても良いからこそ自然農にまつわる色々な実験や研究をやって その様子をYouTubeにて発信しています。

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