え？

今日は札幌市内のガイドなのですが、ゲストが泊まっているのが、なんと定山渓の章月グランドホテル！

エージェントに連絡をすると、「あ失礼しました、定山渓というのは札幌中心部から少し離れていると聞いたので、電車で15分くらいかと思っていました。」とのこと。

あるあるなのです、東京のエージェントからの仕事だと、札幌市内のホテルからツアースタートですよ、と言っていて定山渓というのが。

札幌の広さを実感していないのだなあ。。。

というわけで、ゲストとの待ち合わせは9:00なのに、定山渓に向けて6:58に最寄りのバス停【北1条東10丁目】からのバスに乗り込まないとなりません。

頼りになるJRバス。

前にも書きましたが、JR北海道バスのサイト、バスキタ！JHBの情報は極めて正確。バスの現在地が誤差数十秒で反映されてます。

今日は定時運行だ。これならば計算が成り立ちます。

ということで、今日はJRバスで時計台前バス停まで行き、じょうてつバスの札幌駅バス停で、快速8J系統に乗りかえます。

ちなみにどうやらJは定山渓の意味らしい！

本当は過去にも書いた、快適な【かっぱライナー】で行きたいのだけど、まだ運行時間前。

札幌駅バス乗り場が、駅前ではない。

みなさんご存じのように、札幌駅前バスターミナルの移転に伴う長期間の廃止に伴い、各社の札幌駅バス乗り場の多くが、駅より少し南に移動しています。その結果、札幌駅までJR利用の場合、札幌駅でのバスへの乗り換えが今までより時間がかかる事が増えました。(地下鉄はケースバイケース)

このマップを見る限り、かつてバスターミナルがあったのが旧エスタの下、このマップは南北逆なので北側、ですので、中央バスの都市間バスの最も遠い乗り場は元の場所から700mほどずれたということになります。

そのため、今までJRを使って札幌駅まで行き、札幌駅前バスターミナルでバスに乗り換えていた場合、時計台前、あるいはそれに準じるバス停で降りた方が、新しい札幌駅バス停に行くのに便利な場合が、かなり出てきたと思います。

私の場合、最寄りはJRバスと中央バスの北1東10バス停かJR苗穂駅（更にかなり歩いて地下鉄バスセンター前駅)の選択となります。このように、複数の交通手段を使い分けできる場所にお住まいの方が、札幌にはかなりたくさんいると思います。状況により使い分けしなくては！

というわけで今回は、JRは使わずに

JR北海道バスの【時計台前バス停】で降りて

じょうてつバスの【札幌駅バス停】まで歩いてみました。

さあ、スタート。

JRバスの【時計台バス停】の市役所前降車場からHTB前の乗車場までは徒歩1分。

もちろん信号によります。お天気番組の撮影をしていました。

そこから1ブロック北に行くこと2分で、じょうてつの【北2条西1丁目バス停】です。

さらにそこから北に2ブロック3分で、じょうてつの【札幌駅バス停】です。

つまりJRバスの【時計台前バス停】からじょうてつバスの【札幌駅バス停】まで、もちろん信号のタイミングによりますが、最短6分程度で移動可能なのです。

これはJRバスで終点札幌駅バス停(札幌駅から500m程度)まで行ってじょうてつバス札幌駅バス停に乗り換えたり、JRで苗穂駅から札幌駅に移動してじょうてつバスに乗るより、少し早く着くと思います。

特にJRバスの場合、時計台前バス停から札幌駅バス停までのバス乗車は、距離は以前より短くなっているものの、依然少し時間がかかる場合も多いようです。

もちろんJRバス時計台前から、今日は歩いて通過した北2条西1丁目バス停利用でしたら、最短3分。ですが、ほんの3分多く歩くだけで、確実に座れるわけです。しかもほとんどの場合同じバスに乗るのです。時刻表を確認しての判断ですね。

このような、札幌駅前バスターミナルが実質廃止になっていることにより、乗り換え拠点が札幌駅と大通の間に拡散して、便利な乗り方が変わったケースはたくさんあります。

乗り換え駅、停留所は、時には大きなマーケットを生みます。かつて地下鉄と市電やバスの乗り換えで栄えた北24条のように。

今は、札幌駅前バスターミナルがなくなり、交通と、それに伴う飲食のマーケットが大通寄りに部分的に拡散移動しているのかもしれません。

そしてやがて、札幌駅が新幹線開業の時に賑やかになると、また重心が変わるでしょうね。

それでは行ってきます！