映画上映リクエストのオンデマンドサービス「ドリパス」。

最近では、神戸女学院のキャンパスなどで撮影された「にしきたショパン」が2022年3月に、

西宮名塩の住宅地でロケが行われた「幼な子われらに生まれ」が同年10月に再上映と、

地元では、にわかに映画ブームが起きつつある模様。

そんな中、2022年11月28日（月）にアニメ映画「涼宮ハルヒの消失」もドリパスで上映候補入りを果たしました。

原作者の谷川流さんが西宮市出身で、その母校・兵庫県立西宮北高等学校がそのモデルとなっていることでも知られています。

主人公の涼宮ハルヒが率いるSOS団のメンバーが利用する阪急甲陽園駅（作中では光陽園駅）や、

彼らがたむろする珈琲屋ドリーム、

また、エピソード「エンドレスエイト」の舞台のひとつとなったSports Domeかわらぎなど、

市内のいたるところが作中に登場します。

これらの場所をまわる「聖地巡礼」という言葉が定着するきっかけになったのも、この作品の頃からだったかと思います。

そういえば、一度は撤去されたにしきた公園の時計台も復活しましたね。

そんな背景もあり、2019年にはクリエートにしのみやなどで配布された「SOS団in西宮に集合よ！オーバー♪」、

2022年7月には阪神電気鉄道武庫川線を中心に「涼宮ハルヒの巡遊」といったスタンプラリーも。

今回の上映候補入りも、このような地元の後押しがあったからかもしれませんね。

近いうちに、スクリーン狭しと暴れ回るハルヒたちに12年振りに会えることを、心待ちにしています。