混ぜるだけで簡単に!ご飯がすすむ「ひじきと豆のごま和え」<備蓄向け食品で簡単に楽しく!>
暑い日が続くと、キッチンでコンロの前に立つのも苦痛になりませんか?エアコンがきいている環境とは限らない“もしもの時”であれば、なおさらです。火を使わず作れるおかずレパートリーを増やしておけば、そんな時に役立つはず。
さらに食欲が落ちやすい季節ですので、さっぱりとしながらご飯がすすみ、簡単に作れるものをと考えた時に、思い付いたのがごま和え。常温保存可能な調味料を使えば、混ぜるだけで簡単なおかずがいつでも作れるいうことで、備蓄向けの食品でひと品作ってみることにしました。
そのまま使える食品で簡単「ひじきと豆のごま和え」を!
“もしもの時”にも作ることができるのならば、カットも調理も不要なものが最適です。そこで、スーパーマーケットなどでドライパック食品を中心に材料を探し、ごまの風味と合いそうなひじきと、青大豆・白いんげん豆・きんとき豆の「和豆ミックス」を購入。これらを使って「ひじきと豆のごま和え」を作ることにしました。
そして、見た目や食感のアクセントになればと、ヤングコーンの水煮も購入。旬という意味では少し微妙な時期になりますが、夏っぽいイメージがあっていいのではと、トッピングとして加えることにしました。
「ごまあえの素」の分量はどうする?
味の肝となるのは「ごまあえの素」ですが、使う目安は「野菜100gに対して大さじ1.5杯(約8g)」と表示されています。しかし“もしもの時”に大さじが用意できるとは限りません。
三島食品の「ごまあえの素」には、8gずつの個包装タイプもあるのですが、こちらが入手できない可能性もあります。そこで、幅広いシーンで対応できる使い捨てスプーンで、1杯が何グラムになるのか確認してみることにしました。
「ごまあえの素」を木製の使い捨てスプーンでこんもりと1杯すくって量ってみると4gでしたので、約2杯で8g。今回ごま和えとして使う材料はひじき65g+和豆ミックス40g=105gですので、このスプーン2杯分を使うことにしました。
ちょっと雑ではありますが、この目安を覚えておけば幅広いシーンでごま和えが簡単に作れるはずです。ということで「ごまあえの素」の分量も決まり、いよいろ「ひじきと豆のごま和え」づくりのスタートです!
袋で混ぜ合わせながら「ひじきと豆のごま和え」づくり
ごま和えづくりといっても、今回は本当に材料を混ぜるだけ。調理器具をできるだけ使わないよう、ひじきの袋で混ぜ合わせていきたいと思います。
1.ひじきの袋を開封して「ごまあえの素」を混ぜ合わせる
ひじきの袋を開封し、使い捨てスプーン2杯分の「ごまあえの素」を入れて混ぜ合わせます。
2.1に「和豆ミックス」を加えて混ぜ合わせる
ひじき全体に「ごまあえの素」が混ざったら、「和豆ミックス」を加えて、さらに混ぜ合わせます。
3.器に盛り、ヤングコーンを飾ったら完成!
2を器に盛り、カットヤングコーンの袋を開封したら、割りばしでつまみながら袋の中で汁を切りつつ、3~4個を器に盛ったらでき上がりです!
ごまの香りとコクが加わったひじきや豆はご飯によく合いますし、軽いおつまみにも良さそうです。ヤングコーンは混ぜ合わせてもいいですが、別にすることで味や食感のアクセントになるので、筆者的にはこの方法がおすすめです。
全形タイプのヤングコーンでもOK!
器におさまりやすいかなと、ヤングコーンはカットタイプを使用しましたが、全形タイプでもOK!筆者の住むエリアのスーパーマーケットでも、全形タイプのほうが多く販売されていましたので、入手できるほうで作ってみてください。
アウトドアにも便利!器には紙ボウルを使用
器に使った紙ボウルは、ダイソー「電子レンジに使えるバガスボウル」(直径約11cm)。食器にラップをかけたものなど、おうちにある器を活用してもいいですが、アウトドアや“もしもの時”にも便利ですので、ストックしておいてもいいかも。
ちなみに、今回の材料で作った「ひじきと豆のごま和え」は、この紙ボウル2つ分、2人前を作ることができましたので、作る時の参考にしてみてください。
それでは最後にあらためて、今回使用した材料のまとめです。
<ひじきと豆のごま和え(2人前)材料>
・国産ひじき(65g/はごろもフーズ)………1袋
・サラダクラブ 和豆ミックス(40g/キューピー)………1袋
・ヤングコーンカット(固形量50g/サンヨー堂)………1袋
・三島のごまあえの素(52g/三島食品)………約8g
珍しい組み合わせではありませんが、ご飯がすすむおかずだと思いますので、夏の暑さで食欲が出ない、なんて時にもぜひお試しください。
今回使用した「ごまあえの素」は、ジッパー付きで常温保存できますが、開封後はできるだけ早めに使い切ったほうがよさそう。そこで、この「ごまあえの素」を使ったおかずをもう1品考えてみました。次回はそれを紹介します!