「カンパン」をあらためて実食!一緒に味わいたい食品も考えてみた<備蓄向け食品で簡単に楽しく!>
9月1日「防災の日」が近づくと、わが家でも非常用リュックの中身をチェックするのですが、昔から非常食として入れているのが「カンパン」。しかし、筆者はあまり食べた記憶があまり無いんです。「備蓄向け食品で簡単に楽しく!」なんて記事を書いておきながら、お恥ずかしい限りです………。
“もしもの時”のために、味や食感を確認しておくのも大切ということで、あらためて筆者の家で備蓄していた三立製菓の「カンパン」を食べてみることにしました。あわせて、一緒に非常用リュックに入れるとよさそうな食品についても、レポートしたいと思います。
缶入りと袋入りで味や食感に違いはある?
最近まで「カンパン」は缶入りしかないと思っていたのですが、ダイソーで小袋タイプを見つけて、袋入りがあることを知りました。製造販売している三立製菓の「カンパン」ページを見ると、缶入りと袋入りがそれぞれ2つ、計4つのタイプがあるんですね。
缶入りは5年、袋入りは1年と賞味期間に違いがあるのと、袋入りはカルシウムをプラスしているようですが、味や食感に違いがあるのでしょうか?気になったので、食べ比べてみることにしました。まずは缶入りのほうから食べてみます。
食べるまでは、かなり硬いのかなと思っていたのですが、全然そんなことはありません。サクサクッと軽やかで香ばしく、黒ごまの風味がアクセント。普段のおやつとしても楽しめる味わいです。次は袋入りのほうを実食!
こちらもサクサクッと香ばしくて、黒ごまがアクセント。「ん?少し甘みがある?少し軽やか?いや、あんまり変わらないかも?」と、最終的にほとんど変わりないと感じました。
しかし、今まで「非常食」というイメージが強かったこともあって、こんなに食べやすいものだとは思いませんでした。賞味期間が過ぎていて食べられないことも多かったので、今度からは早めに交換し、おやつなどで楽しみたいと思います。
非常用リュックに入れるならどちらのタイプ?
賞味期間の長さや、疲労回復や口や喉を潤してくれると、「カンパン」と同じく昔から非常食向きと言われている氷砂糖も入っていて、缶を開けてもフタができることを考えると、非常用リュックには缶入りが向いているのかなと。袋入りはローリングストック向けにいいかもと思いました。
ただし、これはあくまで筆者のスタイルに合った選び方。三立製菓の「カンパン」は商品が4種類ありますので、お好みやご家族構成など、みなさんのスタイルに合う商品を選んで、非常用リュックに入れてみてください。
「カンパン」と一緒に入れるならどんなもの?
「カンパン」はそれだけでも十分に楽しめる食品ですが、相性のよい食品を一緒に入れておけば、より食事として楽しめるのではないかと考えました。そこで再度、三立食品の「カンパン」ページをチェック!相性のよい食品が紹介されている中に、スープや野菜ジュースを見つけました。
それで思い出したのが、近くのショッピングモールで北海道展が行われていた時に購入していた、ポッカサッポロフード&ビバレッジ「じっくりコトコト やさいポタージュ」。常温でも飲むことができるので、備蓄向けかなと保管してあったんです。
「トマトクリーム」や「栗かぼちゃ」は見かけることが少ないのですが、「コーン」や「じゃがいも」は常時販売しているお店がけっこうあります。賞味期限が近付いたら、新しいものと交換しようと思っていたこともありまして、こちらも4種類すべて飲んでみました。
それぞれの野菜の風味も楽しめるのですが、数種類の野菜などさまざまな食材が使われていて、どのスープも深いうま味たっぷり。とても満足感があります。「カンパン」ともよく合いました。
フタを開ければ、どこでもすぐに飲めるのもポイント。筆者は、このスープも非常用リュックに加えることにしました。とはいえ、水も入っているリュックに4本入れるとかなり重くなって、避難する際の移動に影響しそう。どれにしようか迷いつつ、1本選んで入れました。
“もしもの時”にどんな非常食が必要かというのは、人それぞれ違うと思います。今回のレポートが参考になるかどうか………という感じではありますが、みなさん非常用リュックに入れておくべき非常食は何かということを、あらためて考えていただくきっかけにしていただければ幸いです。
ちなみに、三立製菓の「カンパン」ページでは、「カンパン」を使った料理も紹介されています。おいしそうな料理写真を見ていたら、筆者も何か作ってみたいと思いました。ということで、次回は「カンパン」を活用したメニューにチャレンジしたいと思います!
<参照>
・三立製菓
・独立行政法人農畜産業振興機構ホームぺージ