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フルーツたっぷりゼリーと「カンパン」でカップデザートを作ってみた<備蓄向け食品で簡単に楽しく!>

ツジくるめライター
のどごしもぷるるん♪なカップデザートに挑戦!

非常食として常備している人も多い「カンパン」。そのまま食べるのもいいですが、楽しむバリエーションをあらかじめ考えておけば、備蓄食の入れ替えをする時や“もしもの時”にも役立つはず!ということで、今回は、砕いたカンパンを使ってカップに盛り付けるだけと簡単なカンパンデザートを作ってみました。

今回は手軽な小袋入りのカンパンを使います!
今回は手軽な小袋入りのカンパンを使います!

常温保存できるデザート商品でカップデザートを

カップデザートといって筆者がイメージするのは、生クリームやフルーツたっぷりの、ちょっとしたグラスパフェ。日常生活の中なら、それも簡単にできますが、ここでチャレンジしているのは“もしもの時”にも作れるメニュー。常温保存可能な備蓄向け食品で作らなければなりません。

砕いたカンパンをベースに、さまざまなシーンで簡単に作れて、さわやかに味わえるグラスパフェ的なカップデザートを作るには………そう考えてスーパーで選んだ食品がこの2つのゼリーです。

常温保存できるゼリー2品を購入しました
常温保存できるゼリー2品を購入しました

「たらみのどっさりミックスヨーグルトデザート」(以下、「たらみのデザート」)は、生クリームとフルーツを使ったような見た目にできそうかなと。さらに、透明感を演出できればと考えて、トッピング用に「ララクラッシュ」を選びました。

カップは水分に強く、透明でシズル感が演出できるのではと、ダイソーで販売している「プラカップ275ml」を。調理用として、食品保存用のポリ袋も用意して、カンパンデザートづくりの開始です!

ポリ袋は、同じくダイソーで販売しているSサイズを用意
ポリ袋は、同じくダイソーで販売しているSサイズを用意

実際に入れてみながらカンパンを使う量を決定

まずはカンパンはどのぐらい必要か、使う量を決めます。ゼリーを入れることも考え、クリアカップ1個につき約1/3ぐらいまで入れてみると8枚がちょうどよさそうなので、今回作るクリアカップ2個分、計16枚を使用することにしました。

クリアカップ2個分16枚を、ポリ袋に入れて用意しました
クリアカップ2個分16枚を、ポリ袋に入れて用意しました

カンパンデザートづくりのスタート!

それでは、すべての食品を用意して、カンパンデザートづくりのスタートです!

①カンパンを砕く

カンパンを砕いていきます。空き瓶で袋の上から叩いて砕こうと思いましたが、もしかしたら袋が破れることもあるかもと、カンパンの入ったポリ袋をタオルで挟んでから、トントントンと叩いてみました。

今回はワインの小瓶で。叩く時に手まで叩かないよう注意して
今回はワインの小瓶で。叩く時に手まで叩かないよう注意して

中の様子を確認しながら叩いていき、全体的に砕いていきます。筆者は少し食感を残したかったので、粗めに砕いてみました。同じ面から叩き続けると、裏の方に粉状のカンパンが溜まってしまうので、時々裏返しながら、もう一方の面も叩くといいみたいです。

16枚だと、想像以上にたっぷりな量に見えます!
16枚だと、想像以上にたっぷりな量に見えます!

②「たらみのデザート」も崩していく

次に「たらみのデザート」をポリ袋に入れて、袋の上を結んでから、もみもみしながら崩していきます。同時に中のフルーツも、袋の上から指で押しちぎっていきます。2つのカップに分けやすくなるかなと、みかんは半分、黄桃と白桃は1/4にちぎっておきました。

スプーンですくいやすい程度になるよう袋の上からもみもみと
スプーンですくいやすい程度になるよう袋の上からもみもみと

③交互にクリアカップへ

①・②の順で1/4ずつ、クリアカップへ入れていきます。①のカンパンはポリ袋の底を中央から持ち上げるようにして半分に分けて、そこからさらに半分ずつ、2つのカップに分けて入れます。

こんな感じで半分に分けてから、さらにその半分をクリアカップへ
こんな感じで半分に分けてから、さらにその半分をクリアカップへ

②の「たらみのデザート」も同様に分けて入れていきますが、この時はフルーツを若干少なめに。袋から直接入れると細かな量を加減することが難しかったので、木製スプーンもあわせて使用しました。

雑な筆者は袋から直である程度入れて、スプーンで微調整しました
雑な筆者は袋から直である程度入れて、スプーンで微調整しました

残りの材料を①・②の順で追加します。②は、上の層へフルーツを多めに入れたほうが華やかになるのではと、下の層を作る時に控えめにしておきました。

こんな感じで上にフルーツゴロゴロ感が出たほうがいいのかなと
こんな感じで上にフルーツゴロゴロ感が出たほうがいいのかなと

④最後に「ララクラッシュ」で仕上げ!

③に「ララクラッシュ」をトッピングします。今回はグレープ味とピーチ味の2種アソートを用意していたのですが、「たらみのデザート」に黄桃や白桃が入っているので、ピーチ味を選びました。

「ララクラッシュ ピーチ味」2個をポリ袋に入れて、こちらも軽くもみもみします。もともとやわらかめなので、本当に軽~くもみもみで大丈夫です。

フタを開けて容器の横を軽く押すと、つるんと中身が出ます
フタを開けて容器の横を軽く押すと、つるんと中身が出ます

次に袋の端を小さく切って穴を開け、③のクリアカップそれぞれに半分ずつしぼりだしていきます。表面を均等に覆うように、袋の位置を動かしながら少しずつしぼり出していきました。

袋の穴はクラッシュこんにゃくが通る程度で極力小さめに
袋の穴はクラッシュこんにゃくが通る程度で極力小さめに

題して「ぷるんとさわやか♪カンパンデザート」の完成です!若干雑ではありますが、上を「ララクラッシュ」で覆うとキラキラして、よりおいしそうに見えませんか?なんてね。

ちょっと雑ですが、デザートっぽい感じにはなったかなと
ちょっと雑ですが、デザートっぽい感じにはなったかなと

フルーツもたっぷり、ぷるんとさわやかに味わえるのはもちろん、カンパンのサクサク食感や、中の黒ゴマが弾けた時の香ばしさやコクもいいアクセントになっていて、ちょっとしたデザートを味わった満足感を得ることができました。

“もしもの時”を想定して作ったので、使い捨てのクリアカップを使いましたが、普段のおうちではお好みのグラスに入れ、ミントなどを飾ってみては。可能な状況であれば「たらみのデザート」や「ララクラッシュ」は、あらかじめ冷やしておくのもいいと思います。それでは、今回使った材料のまとめです。

今回使った食品はこの3種類のみ
今回使った食品はこの3種類のみ

<ぷるんとさわやか♪カンパンデザート(2人分)材料>
・カンパン(90g入り/三立製菓株式会社)………16枚

・たらみのどっさり ミックスヨーグルトデザート

 (230g/株式会社たらみ)………1個
・ララクラッシュ グレープ&ピーチ(計8個入り/株式会社マンナンライフ)………ピーチ味2個

※賞味期限まで「カンパン」と「たらみのどっさり ミックスヨーグルトデザート」は購入日より約8ヶ月、「ララクラッシュ グレープ&ピーチ」は約3ヶ月ありました。

常温保存可能なゼリーもバリエーションも豊富で、さまざまな商品が販売されています。そのまま食べられるので、備蓄スイーツとしてもおすすめ。普段からいろいろ味わってみて、お好みのものを見つけてみてください。

今回はカンパンを使ったデザートにチャレンジしてみましたが、さらにバリエーションを増やしておくと便利かも、ということで、次回もカンパンをより楽しめるものにチャレンジしたいと思います!

ライター

フードに関わる職歴を生かして「備蓄食グルメ」にチャレンジ!街中で気軽に買える備蓄向け食品で“もしもの時”はもちろん、普段の生活にも役立てることができそうなパパッと簡単なひと品を、実際に作ってレポートします!

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