東京都台東区/最先端eスポーツ&推し活カフェが合体!「esports Style UENO」
この記事では上野の大通り沿い、不忍池近くにあるeスポーツ施設「esports Style UENO」を紹介いたします。
コンピューターゲームによる対戦競技『eスポーツ』は現在、国内外で急成長の真っ最中。eスポーツプレイヤーのための都内最新&最大の施設が上野にあるというので、施設を運営する大手電気通信事業者KDDI(株)・広報部ご担当者様に取材させて頂きました!
◆大手通信会社プロデュース!超ハイスペックeスポーツ施設
「esports Style UENO」がグランドオープンしたのは今年2月。JR上野駅や不忍池からすぐ近くの大通り沿いにあります。
ここは携帯電話ブランド・auの店舗と併設になっており、施設の目印は「au」のマーク。1階はKDDI運営の「BLUE LEAF CAFÉ」、2階はauの店舗、そして3階が「esports Style UENO」となっております。
「esports Style UENO」は「コアなファンから初心者まで、幅広い方が気軽にesportsを体感し楽しめる場所」をコンセプトとしており、設備の充実度は都内最大級!
加えて、KDDI(株)の強みである通信技術を最大限に活かし、10Gbps回線や5G基地局による超高速度ネットワークにより、eスポーツプレイヤーへ快適なプレイ環境を提供しています。
上野という場所はサブカルチャーの聖地・秋葉原にも近いので、多くのeスポーツプレイヤーやファンにとっても利用しやすい点も大きなメリット。もちろん上野自体も国内外に有名な観光地であり、多くの人が訪れるので、幅広い人々にeスポーツの魅力を伝えることを念頭に置いています。
◆サイバーチック&ハイエンドな設備が様々なゲームプレイに対応
1階から3階へエレベーターを上がっていった先が「esports Style UENO」。その室内は様々なエリアに分かれており、オープンブースやイベントエリア、グループ利用向けの個室ブース、動画配信できる実況ルームとなっております。
室内中央で一番広いスペースを取っているのが、こちらのオープンゲームブース。ここではラウンド(円卓)型のゲーミングデスクを最大20台用意し、それぞれにハイスペックPCを設置しています。
このデスクは移動や組み換えも可能で、見た目通りの大人数プレイだけでなく、2~3人で歓談しつつのプライベートなプレイもOK。従来のeスポーツ施設の場合はネット喫茶のように、間仕切りで1人ずつ分けた無機質な席作りが多いのですが、「esports Style UENO」ではそうした「閉じた」空気を避け、よりクールかつ有機的に開けたイメージを打ち出しているそうです。
室内を淡く照らす円形のブルーライトが、さながらSF映画のセットのよう!
「ゲーミングPCといえばコレ」という虹色の発光とも相性抜群。
このライティングだけでも「アガる」プレイヤーも多そうですね。また、長時間のプレイングにも対応できるようフードデリバリーのサービスもあります。
オープンゲームブース奥の壁一面を使っているのが、こちらのイベントエリア。
取材日には椅子が撤去されていましたが、イベントがある時は最大140名程の椅子を並べられます。
超大型LEDディスプレイが設置され、ゲーム画面をウルトラワイドで観戦できます。広さを活かしてディスプレイ両端にeスポーツプレイヤーの顔を映したり、複数プレイヤーの画面を十数人同時に映したりと、本格的な「競技」としての演出もバッチリ。
なお、「esports Style UENO」は有名ゲームに関するeスポーツ世界大会の会場にも使用されています。日本国内だけで数千人、世界中で1万以上のプレイヤーがいる競技大会の舞台になることも!それだけ大掛かりなeスポーツ会場の一角が上野にあるという事実にビックリです。
少し離れた個室ゲームブースは、席数とライティングの違う2種類を用意。こちらの「MeetUp i 」は最大6名利用で、サイバーチックなブルーのインテリアは、KDDI(株)のブランドカラーをイメージしているそうです。
ゲーミングPCは「esports Style UENO」用に特注されたスペック最上級タイプ!
椅子もeスポーツ用のハイエンド品で、背もたれがスムーズに腰と背骨に追従し、前傾姿勢での長時間プレイでも体が疲れにくい親切設計です。eスポーツプレイヤーに限らず、大なり小なりPC環境にこだわりがある人にとっては羨ましいアイテムの数々です。
隣接する最大5名利用の「MeetUp ii 」はレッドのインテリア。こちらはauのブランドカラーをイメージしているそうです。
また、2つの個室ゲームブースは壁を取り外して合体可能。オープンゲームブース程ではないものの、合計11名利用に対応可と考えるとなかなかの大きさです。
◆ゲーム実況や最新ゲーミングPC試用にも対応
「esports Style UENO」はeスポーツ以外の設備も大充実!オープンゲームブースと隣接しているのが、こちらの実況配信ルームです。
大規模なイベントだけでなく個人での利用にも対応可能で、壁面は雑音をシャットアウトする防音仕様、もちろん通信環境も最高品質です。ここならeスポーツプレイヤー達の活躍を臨場感たっぷりに実況できますね。
一般利用者が立ち入り不可のオペレーションルームも見せて頂きました。
この機器によって室内照明・LEDディスプレイ・サウンド等を自在にチューニングするそうです。発光するボタンが無数に並ぶインターフェイスがカッコいいですね!
受付隣のタッチ&トライコーナーでは、新たなゲーミングPCなどデバイスの体験が可能。一般ユーザーにはとても手が届かないような(お見積額なんと100万円以上!)超々高性能マシンを気軽に試用できるのも「esports Style UENO」の良いところですね。
eスポーツプレイヤーにとっては至れり尽くせりのホットスポットと呼べる「esports Style UENO」。KDDI(株)の広報部ご担当者様のお話によると、一般的にイメージされるeスポーツプレイヤーの方々にくわえて、意外にも様々な層に利用されているそうです。
近くの高校に通う生徒グループが学校帰りに楽しんでいくことや、都内大学のeスポーツサークルが利用するケースのほか、上野で働くサラリーマンさん達が仕事終わりや飲み会の前に一戦交えることもあるとか。オープンから半年を過ぎて、徐々に上野の地域へ溶け込みつつあるようです。
◆1階のカフェで「推し活」しながら名物パンダパフェをどうぞ!
今回は1階の「BLUE LEAF CAFÉ」も取材させて頂きました。こちらはKDDI(株)が運営するカフェブランドで、東北・仙台の青葉通り近くに1号点を持ち、関東地方ではこの上野店が唯一とのこと。
内観はご覧の通り、3階に負けず劣らず広々&お洒落!サイバーチックだった3階とはまた雰囲気を変えて、白&ウッドテイストの内観が爽やかです。
「BLUE LEAF CAFÉ」の特徴として、このカフェ内でもeスポーツと推し活が楽しめます。普段はサイネージに使われている店内ディスプレイが、eスポーツイベントの際には観戦モニターに変身。
3階「esports Style UENO」と同じ映像が流れるパブリックビューイング会場として、「推し」のeスポーツプレイヤーにエールを送れます。
カフェスペースは同時にauで販売しているスマートフォンのショールームも兼ねており、気が向けば席を立って最新スマホのデザイン選び…なんて利用方法もありです。
メニューもカフェ、食事、スイーツと充実で、時にはeスポーツで用いられるゲームとコラボしたラテアートも販売あり。こちらで注文したものをテイクアウトして、3階「esports Style UENO」で飲食してもOKだそうです。
このうち、今回は上野店限定「パンダカフェ(1,100円)」の抹茶味を、ご担当者様のご厚意により試食させて頂きました!
抹茶アイス・バニラアイス・いちご・パンダクッキー・ホイップクリーム・抹茶クリーム・あずき・グラノーラなどが組み合わさり、物凄い甘々で大ボリューム!
かなりの甘党さんでも満足させられること受け合いの、見た目によらずパンチの効いた一品です。
なお、「BLUE LEAF CAFÉ」では現在、贅沢にフルーツを使用したかき氷フェアを8月まで開催中です。この夏の猛暑を乗り切るためにも、こちらのお店でかき氷を味わいながら、eスポーツにも触れてみてはいかがでしょうか。
KDDI(株)の広報部ご担当者様によると、今後はeスポーツやゲーム文化との親和性が高いいわゆる『Z世代』へ更に周知を広げたいほか、急増している外国人観光客(インバウンド)も取り込めるような施策を進めていきたいとのこと。
動画の実況配信ルームも、実はイベント利用が中心で一般利用事例がまだ無いため、今後は一般ユーザーにもYouTube等で動画配信してもらえるよう訴求したいそうです。
歴史を遡ってみれば、台東区上野は江戸期から演芸や落語などアミューズメント&カルチャーと縁の深い街。令和の最先端カルチャーであるeスポーツや推し活も、「esports Style UENO」を起点に上野地域へ定着していくかも知れないですね。
esports Style UENO
【住所】東京都台東区上野2丁目7-7 上野HSビル(au Style UENO)3階
【最寄駅】JR・東京メトロ上野駅から徒歩5分
【営業時間】平日・土日祝/13:00~23:00(※最終受付22:00)
【定休日】なし
【電話番号】080-0777-2685
【リンク】公式ホームページ、X(旧Twitter)、YouTube