【直前チェック】共通テストどうする?濃厚接触者になったら? #タクシー利用? #がんばれ受験生
1月15日・16日の大学入学共通テスト受験生にむけて3点まとめました。
(1)万が一濃厚接触者、体調不良になった場合の対応
(2)全受験生へ、共通テスト受験で気を付けること
(3)試験監督経験者としての受験生へのアドバイス
(1)については、文部科学省・大学入試情報サイト、大学入試センター・令和4年度大学入学共通テストにおける新型コロナウイルス感染症対策等に関するQ&A、も確認するようにしてください。
(1)万が一濃厚接触者、体調不良になったら?
無症状でも必ず会場校に連絡して受験
自家用車・レンタカー・親戚・知人による送迎・バイク、自転車・感染症対策をほどこしたタクシーや徒歩等で会場に
そもそも陽性者は受験できないので健康管理・感染症対策を
まず濃厚接触者、受験生が体調不良の場合に、受験できる・できないの流れを整理したチャート(末冨作成)を示します。
こちらからもダウンロード可能です。
◆陽性は追試験、無症状陰性は受験可能
ものすごく簡単に言うと以下の通りです。
・医療機関でPCR検査を受けて陽性の場合には1月15・16日には受験できない、追試験を申し込む。
・無症状・陰性の濃厚接触者は、受験できる。→大学入試センターの示す基準を満たすことが必要です、必ずこちらのリンクをクリックして確認してください。
・無症状・陰性の濃厚接触者は必ず1月11日午前9時~1月14日午前10時までに受験票に記載されている「問合せ大学」(会場校)に連絡して受験する。
※濃厚接触者のPCR検査は保健所や保健所の指定する医療機関で受診する「行政検査」である必要があります(保健所や自治体の相談窓口で確認しましょう)。
追試験の申し込み方は下の図の通りです(濃厚接触者となっていますが陽性者も同様です)。
◆濃厚接触者でなくても体調不良の場合には医療機関受診は必ずしましょう
◆受診・PCR検査のリミット目安は1月12日
PCR検査を受けていない、検査結果待ちの場合にも受験することができますが、他の受験生や試験監督の感染リスクも高める危険な行為です。
体調に不安があればためらわず保健所・自治体の相談窓口に電話し、医療機関で受診・PCR検査を受けてください。
PCR検査の結果が出るには1日程度かかりますので、受診・PCR検査のリミット目安は1月12日となります。
陰性・無症状であれば受験することができます。
自主的に受診・PCR検査を受けても、陰性で濃厚接触者にあたらなければ受験票に記載されている「問合せ大学」(会場校)に連絡する必要はありません。
ただし、家族が濃厚接触者等で不安がある場合には別室受験等を申し出ることができます。
受験票に記載されている「問合せ大学」(会場校)に電話をして相談しましょう。(問い合わせは1月11日9時~1月14日17時までです)。
体調不良の場合の追試験の受験の方法を以下に転載しました(大学入試センターQ&Aより)。
◆無症状陰性の濃厚接触者の移動手段は自家用車、レンタカー、親戚・知人による送迎、バイク、自転車のほか、感染症対策をほどこしたタクシー等、徒歩も可能
◆必ず会場校に連絡を
濃厚接触者の移動手段については文部科学省1月7日付け通知を引用します。
Q 無症状の濃厚接触者が受験するためには公共交通機関を使用せずに試験場に行くことを要するが、自家用車以外の交通手段としてはどのようなものを想定しているのか。
A自家用車、レンタカー、親戚・知人による送迎、バイク、自転車のほか、以下の条件等のもと利用するタクシー、ハイヤー、海上タクシーについて、ガイドライン2(2)④のⅲに示す公共の交通機関には該当せず、利用可能です。なお、いずれの対応を行う際にも、感染防止策を徹底していることが必要です。
1)業界団体が策定した感染対策ガイドライン等に基づき、感染対策を講じている車両等を利用すること(例:マスク着用、アクリル板やビニールカーテン等の飛沫対策、換気、助手席に座らないこと 等)。
2)利用車両等が特定できるよう、行政検査が陰性・無症状である濃厚接触者であることを告げた上で、予約を行い、他の乗客と乗り合わせせずに利用すること(流しのタクシーは利用しないこと)
→ここで注意すべきは「無症状の濃厚接触者が受験するためには公共交通機関を使用せず試験会場に行く」ことができればよいので、徒歩も可能ということになります。
ただし自家用車・レンタカー・タクシー等利用の場合にも、自転車・徒歩等の場合にも、会場校としては濃厚接触者とそうでない受験生との動線は分けたいと考える場合も多いでしょう。
無症状・院生の濃厚接触者は、1月11日9時~1月14日 10時までの間に受験票に記載されている「問合せ大学」(会場校)に電話をして必ず相談しましょう。
◆共通テスト受験生(濃厚接触者以外)は、公共交通機関利用が鉄則
なお濃厚接触者でない共通テスト受験生は、公共交通機関利用が鉄則です。
自家用車利用による交通渋滞により警察が出動する場合もあり、地域住民の迷惑となります。
感染症対策のため、介助者以外の保護者・教職員等の待機室もありません。
会場校のHPを確認して、時間に余裕をもって出かけましょう。
(2)全受験生へ、共通テスト受験で気を付けること
いちばん大切なのは大学入試センターの受験上の注意を読み直しておくことです。
試験前
・昼食は必ず各自で持ってきてください。会場校でのお昼ご飯の販売・食堂の開放はありません。
・「健康観察記録」を記録した上で、「受験上の注意」を試験当日に持参してください。
・マスクは着用、念のため予備のマスクも準備しましょう(マスクがつけられない事情がある場合は大学入試センターに連絡しましょう)。
・忘れ物チェックをしましょう(ハンカチ・ティッシュ・のど飴・寒さ対策・暑ささ対策グッズ)
・会場は早めに開放されます、時間に余裕をもって密をなるべく避けて移動してください。
・ロゴ(文字)入りトレーナー・Tシャツ、地図入りトレーナー・Tシャツ、ロゴ入りマスクも試験中は着用禁止です、気を付けてください。
試験中
・名前・受験番号はかならず書く・マークしてください(基本ですがよく書き忘れ、マーク忘れがあります)。
・マークシートのマークの位置を間違えないようにしましょう(これ本当に大事です)。
・体調不良の場合には試験監督に遠慮なく申し出ましょう。
・会場や座席によって暑い場合と寒い場合があります。自分の体質・体調に合わせ着脱しやすい上着やショール、座布団などの準備もしましょう。
・咳が出る場合にはトローチ・のど飴を試験中になめることも可能です、手を挙げて試験監督に確認をして服用してください。
・鼻水は他の受験生から苦情が来やすいので、ティッシュを多めに持参して、試験中も遠慮なくそっと鼻をかんでください。
(3)試験監督経験者としての受験生へのアドバイス
最後に試験監督経験者としての受験生へのアドバイスをします。
なるべくリラックスして試験に集中してください。
体調不良や気になることがあれば試験監督に申し出てください。
ちょっとこわそうな顔をしているかもしれませんが、試験監督はみなさんの共通テスト受験を心の中では応援している人です。
無事に受験してほしい、マークミスなどしないでほしい、そのような願いとともに共通テストに関わっています。
私もみなさんが元気で集中して共通テスト受験することを願っています。
すべての受験生を応援しています。
がんばれ受験生!