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あなたの人生に悪影響を及ぼす「絶対に関わってはいけない人5選」(その特徴)

竹内成彦心理カウンセラー(公認心理師)

こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

今日は、「こんな人と関わってはいけない」というテーマでお話したいと思います。

心理カウンセラーである私から見る、
こんな人と関わってはいけない人というのは、次の5つです。
① 時間を奪う人。
② お金を奪う人。
③ すぐに怒る人。
④ 嘘をつく人。
⑤ 人の悪口ばかりを言う人
以上です。

もう少し詳しくお話いたします。


①時間を奪う人とは、離れたほうがいいです。
時間は誰にでも公平に24時間ありますが、逆に言うと、24時間しかありません。
その大切な時間を奪う人は、泥棒以外の何ものでもありません。電話をかけて来て、延々と愚痴をこぼす人、こういう人は世の中に少なくないのですが、このような人は、今言った、時間泥棒に該当します。
私は、「愚痴を言ってはいけない」と言っているのではありません。人間、ときには愚痴を言うこともあるでしょう。愚痴を言ってスッキリして、また明日から頑張ろうと思うこともあるでしょう。けれど、いっぽうてきに自分ばかりが話し、相手に聞かせてばかりいるような人では困ります。
友人に愚痴を言いたい、友人に愚痴を聴いて欲しい…というのであれば、せめてランチ代ぐらいはおごってあげましょう。もしくは、友人の愚痴も聴いてあげましょう。それが最低限の礼儀ってものです。
ちなみに、私のカウンセリングルームには、ときどき、私、竹内先生に会いたい…という趣旨のメールや電話が届きます。カウンセリングの依頼かなと思いきや、そうじゃなく喫茶店で会いたい…と言うのです。そうすれば、「カウンセリング料を節約できるから」という理由です。人を何だと思っているのでしょうか? 自分を何様だと思っているのでしょうか? そういう人は、私に話を聴いて欲しいか、私から有益な話を聞きたいか、もしくは両方であることが多いのですが、そういう、人の時間を平気で奪おうとする人には、基本、私は会いません。いつも丁寧にお断りさせていただいております。
一時期、私に対して、毎日のように勝手にメールを送りつけてくるカウンセラーがいました。私のメール受信ボックスを、自分の日記帳だと勘違いしているのでしょうか? そのカウンセラーは、「返事はくれなくていいです、読んでくれるだけでいいです」と言うのですが、私に対して、自分のメールを読ませる時間を使わせているのですから、りっぱな時間泥棒と言っていいかと思います。
もっとも、読ませていただいて、私のためになる、私の役に立つ、私の気分が良くなる…というのなら話は別です。大歓迎です。また、私の利につながる内容なら話は別です。大歓迎です。でも、哀しきかな、そのようなことは、ほとんどない…というのが実情です。

続いて②、お金を奪う人とは、離れたほうがいいです。
なんだかんだ言って、人から金や物をたかろうとする人とは、一刻も早く別れたほうがいいです。
私は、今でこそ少なくなりましたが、20代・30代の頃は、久し振りの友人から、「いい話がある。ちょっと会いたい」等という連絡があり、いそいそと出かけてみては、たいてい新興宗教かネットワークビジネスのお誘いで、毎回、本当にガッカリさせられたものです。ネットワークビジネスに誘う人の目的は、相手を儲けさせることではなく、自分が儲けたいことですから、こういう人のほとんどは、時間とお金を奪う人と言っていいかと思います。

続いて③、すぐに怒る人とは離れたほうがいいです。
誰だって怒られたくないものです。怒られると大変に気分が悪くなります。直ぐに怒るような人とは一刻も早く縁を切りましょう。たとえ、自分には怒らない人であっても、怒っている人を見ると、こちらの気分も悪くなります。どうぞ怒る人とは距離をおきましょう。

続いて④、嘘をつく人とは離れたほうがいいです。
嘘をつく人は、すぐに嘘をつきます。まるで癖のようです。人を傷つけない、誰にも迷惑をかけない嘘ならまだいいのですが、世の中には、自分を守るために、相手を利用するために、嘘をつく輩がいます。そういう人とは一刻も早く縁を切りましょう。相手の嘘を信じると、自分が損するばかりですし、嘘を信じたばかりに、結果、人を騙すことにもなりかねないので、ホント、嘘つきとはつきあわないほうがいいです。

続いて⑤、人の悪口ばかりを言う人とは離れたほうがいいです。
こういう、人の悪口ばかりを言う人っていますよね。「人の不幸は蜜の味」と言って、人の悪口を言うと、一瞬、自分も気持ちが良くなることが多いので、ついそういう人と仲良しになりがちですが、注意して下さい。というのは、人の悪口ばかりを言う人とつきあっていると、長い目で見ると、自分の自己肯定感を下げる結果になりますし、人からも信用されなくなるからです。
私は、かれこれ10年ぐらい前ですが、固有名詞を出して、人の悪口ばかりを言っているカウンセラーに会ったことがありますが、私が適当に話を合わせていたら、やがて、「竹内は、人の悪口ばかりを言っている」という評判が立ち、大変に迷惑をこうむったことがあります。あの時、あらためて、人の悪口ばかりを言う人とは付き合うものじゃないなあと思った次第です。

以上。
今日は、こんな人とは関わってはいけないというテーマでお話してきました。
いずれも、自戒の意味を込めて、お話しさせていただいた次第です。

今日私が言いたかったことをひとことでまとめると、「時間やお金、自分の穏やかな気持ちや信用を奪う人、テイカーとは離れたほういいですよ」ということになります。

あなたは、テイカー(奪う人)とつきあってはいませんか?
もしも、つきあっているのであれば、一刻も早く縁を切ってしまいましょう。
というわけで、今日は以上です。


今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。

      この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

心理カウンセラー(公認心理師)

1960年、愛知県名古屋市で生まれ育つ。1997年06月、地元愛知でプロのカウンセラーとして独立開業を果たす。カウンセリングルーム「心の相談室with」名古屋 の室長。臨床歴25年、臨床数15,000件を超える。講演・研修回数は800回、聴講者は10万人を超える。【上手に「自分の気持ち」を出す方法】など、電子書籍を含め、20数冊の本を出版している。カウンセリング講座などを開催し、カウンセラーを育てることにも精力を尽くしている。

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