【潜入】ヴィーガンフェスの実態!「まるでお肉」アメリカで広がりを見せるライフスタイルとは?
突然ですが皆さん、「ヴィーガン」という言葉を聞いたことはありますか?
ヴィーガン(vegan)とは?
動物愛護、健康、環境へ配慮し、動物性食品や製品を使用しないライフスタイルのこと。
アメリカでは近年、ヴィーガン人口が増加傾向にあり、2023年のデータによると成人の約5%がベジタリアンおよびヴィーガンとなっています。今回はそんなアメリカ、ロサンゼルス近郊で開催されたヴィーガンフェス「SoCal Vegfest」の実態を写真と共にお届けします!
■植物性食材で作る多彩なメニュー
会場では、植物性の食材のみを使用した様々な料理が提供されていました。
豚ロース丼風 $16 (約2400円)
辛口チキン風 $17 (約2550円)
シナモンロール$2 (約300円)
アメリカのヴィーガン料理は、日本でイメージされる菜食とは異なり、ボリューム満点の料理が多いのが特徴です。
■グッズやコスメなどの多様な出店ブース
会場には食品以外にも、様々な商品やサービスが出店されていました。
ヴィーガンをモチーフにしたトートバッグ
動物実験不使用のコスメ製品
アニマルファームサンクチュアリ(動物保護施設)の活動紹介
健康・環境に関する講演
ヴィーガンが注目される理由とは?
畜産業は世界の温室効果ガス排出量の14.5%を占め、環境負荷が大きい一方、植物性食品は環境にやさしく健康面でも優れているとされています。動物愛護の観点からも支持が広がり、世界でヴィーガン食への関心が高まっているのですね。
参考: Eat healthier, and you’ll help save the planet, report says (CNN)
今回参加したイベントの詳細はこちらです。
SoCal Vegfest: 公式サイト
開催時期 : 毎年10月末
開催場所 : オレンジカウンティ(ロサンゼルス近郊)
入場料 : $10(約1500円)
実は日本でもヴィーガンフェス「ビーガングルメ祭り」が東京、名古屋、京都で年1回開催されています。興味があればぜひ足を運び、ヴィーガンの食事や製品に触れてみて下さいね。
※情報は変更になる場合がありますのでご了承下さい。