14代目の新作「珈琲関の戸」は、強かで華やかな珈琲の魅力満開の和菓子
こし餡との絶妙な一体感三重県亀山市にて約380年以上の歴史を刻む「深川屋陸奥大掾(通称:深川屋)」さん。同街道五十三次の宿場町でもお馴染み、関宿としても有名なかの地でのみ作られる銘菓「関の戸」は、秘伝の製法と配合が織り成す一子相伝のお菓子。現在は14代目ご主人を中心にお店を営んでいます。
また、今でこそ「進化系和菓子」や「ネオ和菓子」といった言葉が浸透しつつありますが、10年以上前から試行錯誤を繰り返し、関の戸を新しい形でより沢山の人に食べてもらえるように期間や季節限定の味わいをかけあわせて開発なさるといった取り組みのパイオニアともいうべき方でもあります。
今回は、2023年6月14日から6月20日まで玉川高島屋で開催中の催事「THE WAGASHI」にて先行販売された新しい関の戸「珈琲関の戸」をご紹介。
さらりとした和三盆の甘味が出迎えてくれたかと思うと、びりりと舌を刺激する珈琲の深い旨味にバトンタッチ。苦味だけではなく、その奥深いところにあるまろやかさだったり酸味だったり、そして焙煎された香ばしさだったり、心地よいと感じる要素が複雑に絡み合い、様々な表情に変化。珈琲好きにとっては、それが旨味だなと思うんです。
更に、使用されている珈琲豆は何種類もの豆をブレンドしたオリジナルの配合。喫茶店を営む一面をもつ深川屋さんならではの渾身の力作といえるのでは。
そこに和三盆のうっとりする香りや一子相伝のこしあんの滋味深い味わいが加わり、一気に和の装いへ。
それでも全体をリードするのは珈琲の強かさ。関の戸の中でも、1粒の満足感が最も高い大人のおやつだと思います。来客時のお茶請けとしてお出ししても喜ばれるのではないでしょうか。
また、パッケージにも注目していただきたいところ。従来の関の戸のクラシカルな雰囲気から一転、ポップで可愛らしい正方形の箱型は気軽に手に取りやすい親しみやすさを覚えます。随所に仕掛けられた遊び心に、思わず笑みがこぼれます。
こちらは冒頭でも記載させていただいた、2023年6月14日から6月20日まで玉川高島屋で開催中の催事「THE WAGASHI」にて先行販売されております。
お近くの方は是非、足を運んでみてくださいね。
<深川屋>
三重県亀山市関町中町387
0595-96-0008
9時~18時
定休日 木曜
<玉川高島屋>
東京都世田谷区玉川3-17-1
03-3709-3111
10時~20時
東急田園都市線・東急大井町線「二子玉川」駅西口より徒歩1分