金正恩総書記の「韓国は主敵」の規定と重要軍需工業視察の狙いは?
今年初めてのミサイル、それも固体燃料を使った極超音速中長距離ミサイルを1月14日に発射した北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記は昨年末の党中央委員会総会での報告で「我々を『主敵』と宣布して、外部勢力と結託して『政権崩壊』と『吸収統一』の機会だけをうかがう一味を和解と統一の相手に見なすのはこれ以上、我々が犯してはならない錯誤である」と述べ、韓国は「もはや同族関係、同質関係ではなく、敵対国、交戦国である」と断じ、「対敵・対外事業部門で敵の無謀な北侵挑発策動によって朝鮮半島でいつにでも戦争が起こりうるということを既定事実化して、南朝鮮の全領土を平定しようとする我が軍隊の強力な軍事行動に歩調を合わせていくための準備を、先を見通して講じていく」と、宣言した。
この記事は有料です。
「辺真一のマル秘レポート」のバックナンバーをお申し込みください。
「辺真一のマル秘レポート」のバックナンバー 2024年1月
税込550円(記事3本)
2024年1月号の有料記事一覧
※すでに購入済みの方はログインしてください。