非豚骨のムーブメントが起きている福岡〈そんな中で濃厚豚骨ラーメンを掲げた新店がNEW OPEN!!〉
2024年4月17日。福岡県福岡市博多区博多駅南。博多駅筑紫口から歩いて15分ほどで、百年橋通りからだと一本路地裏に入った場所になる。博多駅東や美野島に隣接したオフィスや住宅、マンションが混在している地域でもあり、まだ真新しいマンションの1階に「濃厚豚骨らーめん」を掲げる新店〈豚煮夢中〉がNEW OPENした。現在、福岡では非豚骨のムーブメントが起きている最中。新店の多くが豚骨ラーメン店以外という過去には考えられない逆転現象が起きているそんな中に「豚骨ラーメン」のお店にして、しかも「濃厚」をうたうお店の出現はやはりうれしい出来事。
ラーメンのメニューは、ベーシックな「豚骨らーめん」と「濃厚豚骨らーめん」の2種類。それぞれに「味玉」と「特製」のラインナップが用意されている。そして麺は、製麺屋慶史謹製で「豚骨らーめんは中細のストレート麺」で「濃厚豚骨らーめんは中太のストレート麺」と、デフォルトで麺の種類が設定されているのが特徴。ただし、福岡・博多らしく中太麺は、お店の方にお願いすれば中細麺への変更も可能だ。
博多駅南の〈豚煮夢中〉に初訪問
割とご近所なので歩いても行けそうな距離だったけれど、ひとまず様子見で車で訪問してみることにした。場所柄、専用駐車場は無いものの、周りには有料駐車場が多く存在しているので安心して初訪問。開店少し前に到着しお店の外観を撮影していたら店内のスタッフの方がこちらに気づき、広々とした店内へと案内してくださった。
入口左手にある券売機での選択は「味玉濃厚豚骨らーめん」を発券。プラスしてトッピングの「辛ダレ」を追加してみた。さらに「麺も変更可能」とのお店の書き込みを確認済だったので、デフォルトの「中太麺」を「中細麺」に変更してもらって注文完了。
味玉濃厚豚骨らーめん辛ダレ入り
カウンター席の手前に着席し、待つことしばしで配膳された「味玉濃厚豚骨らーめん辛ダレ入り」は、濃厚なトロミをしっかりと感じられる豚骨のスープで、脂コッテリなタイプとは無縁。豚骨特有の臭みはほとんど感じないので、思いのほかゴクゴクと飲める逸品。ちなみに食べ終わる寸前まで丼碗が熱々のままというのがとてもうれしかった。
今回、スープに合わせたコシのある中細のストレート麺にもよく絡んでスルスルといただけて抜群の相性の良さを感じた。3枚入ったチャーシューはしっとりとやわらかく脂身までしっかり美味しかった。
無料サービスの「辛子高菜」と「にんにく醤油」
ウォーターサーバーの横には「辛子高菜」と「にんにく醤油」が小さな取皿とともに用意されていて、いずれも無料サービスになっている。
今回は「らーめん」を半分ほどいただいた後、味変用として「にんにく醤油」を少々スープに注ぐ選択をしてみた。これが大正解で、劇的に旨みが増幅されるような驚きで、最後まで美味しさを楽しめる一杯に。そして、大満足な一杯を堪能した帰り際、わざわざ外にまで見送りにいらしてくださったスタックの方の明るく元気な笑顔に癒される想いがした。
夜は居酒屋メニューも充実している
店内は広々としたカウンター席の他に、奥にゆっくり寛げるテーブル席もある。また、夜は〈らーめん酒場 豚煮夢中〉として、豊富な一品料理を揃えて提供中なので、お仕事終わりにお酒を軽く飲みながら利用するのも良さそう。そして最後のシメに「濃厚豚骨らーめん」をいただく幸せを堪能したい。
夜のラインナップをご紹介
夜のラーメンメニュー以外を一通りご紹介。まずは「とりあえず」から「トマト:400円」、「Qリ1本漬け:400円」、「ズリちゃん:400円」、「豚中サラダ:500円」。「逸品物」は「ギョーザ:450円」、「チーズギョーザ:550円」、「ピリ辛ソーセージ:500円」、「パリピ:400円」、「TKG:250円」、「チャーハン:550円」、「チャーシューエッグ:700円」。「一押し」メニューからは「梅キムチ:400円」、「梅しそギョーザ:550円」、「西京明太子:500円」、「ウナギのクリームチーズのり巻き:400円」、「ネギトロのおつまみ:750円」というランナップ。さらに「あげもの」は「からあげ:400円」、「からあげグラタン:500円」、「エビフライ:600円」、「カキフライ:500円」、「ナゲット:500円」、「ポテトフライ:400円」、「チーズハムカツ:550円」という全23品のラインナップでお待ちしております。
豚煮夢中
住所 :福岡県福岡市博多区博多駅南2丁目9-39[地図]
営業時間:11時30分~15時00分(L.O.14時30分)
:18時00分〜23時00分(L.O.22時30分)
定休日 :不定休
駐車場 :専用駐車場なし、近隣に有料駐車場あり