さいたま市発の人気コーヒーショップといえば「常盤珈琲焙煎所」を挙げる人は少なくないでしょう。大宮駅西口のアルシェ裏をスタートに、氷川参道、浦和、コクーンシティ、さらには県内から都内へと、気が付けば12店ほどの一大チェーン店となりつつあります。

今回訪れたのはコクーンシティでも別館的な「コクーン3」に入店している、「常盤珈琲焙煎所 コクーンシティ店」さんです。コクーン3の1Fはほとんどヨドバシカメラですが、さいたま新都心駅に近い側の側面にいくつか小さいお店が入居しており、そのうちのひとつがこちらなのです。

小さいお店ながらもコーヒー豆の種類は豊富で、お店の売りであるスペシャルティコーヒーから、オリジナルブレンドまでが所狭しと並びます。焙煎を依頼した後は、オープンな店内でゆっくりコーヒーを飲んで待ってもいいですし、ヨドバシカメラを散策して時間を潰してもOK。焙煎してもらうという非日常的な行為を、気軽にゆるく使えるところがこちらのお店の良いところですね。

こういった珈琲豆を焙煎してくれるお店は「コーヒーマニア向けのお店」と思われてしまいがちですが、実際はそうでもありません。焙煎したコーヒー豆は豆のままでもいいのですが、粉に引いてもらって受け取ることもできますので、家にコーヒーミル（豆→粉にするもの、コーヒーは粉にお湯をかけて抽出します）が無くても大丈夫。粉からの抽出は、お湯をそそぐだけの器具も用意されていて、紅茶やお茶をいれるのとそう大差ない労力で淹れ立てのコーヒーを味わうことができます。

また、新鮮な豆を使ったドリップパックの販売もされているので、スーパーやコンビニに並ぶ市販品とはひと味違ったコーヒーを簡単に楽しむこともできます。

ちなみにこちら、営業時間が21時までと、焙煎所をもつカフェとしてはだいぶ遅くまで開いているタイプ。急に珈琲豆が必要になった！という時にも安心ですね。焙煎したてのコーヒーはクセになります。ぜひお試しあれ。

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