【まだれんこんの皮むいてるの?】皮剥きが不要な理由を八百屋が紹介
こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。
9月下旬になり、かなり秋らしい気温になってきましたね。
秋といえば、さつまいもや秋刀魚、梨や柿などあります。秋の味覚ってどれもおいしくて素敵ですよね。みなさんはなにをよく食べますか?
ところでれんこんはこれからの時期が旬って知っていましたか?年中品揃えされている野菜なので、いつが旬なのかわからなくなっている方も多いと思いますが、れんこんは秋から冬にかけて旬を迎える野菜なんです。
そこで今回はこれからが旬の「れんこんの皮」について紹介していきます。
捨てられがちだが、実はレンコンの皮は食べられる
野菜には皮ごと食べられるものが多くありますが、実はレンコンも皮ごと食べることができます。
皮を剥かないことで皮に含まれる栄養素をまるっと頂くことができます。
れんこんの皮には食物繊維、カリウム、ポリフェノールなどの栄養素が豊富に含まれており、カリウムやポリフェノールは実の部分に比べて皮に多く含まれているとも言われています。
食物繊維は腸内環境の改善効果、カリウムはむくみ改善効果、ポリフェノールは抗酸化作用が強く生活習慣病予防などの効果が期待できます。
栄養面で考えると皮を捨てるなんてもったいなさすぎるんですよね。
れんこんの皮は薄いので薄切りにすれば食べるときもそんなに気にならないと思います。
これは私の所感なので気のせいかもしれませんが、とくに6〜9月頃に出回る新物れんこんは皮付きでも全く気にならずおいしく食べることができたのでぜひ試して頂きたいです。
おいしいレンコンの選び方
れんこんには洗いレンコンと泥付きレンコンがありますが、両方販売されているときは、泥付きれんこんを選びましょう。
れんこんは乾燥に弱い野菜なので泥で覆ってあげることで保湿になり長持ちします。
おいしいレンコンを選ぶときは、丸みがあり、肉厚で重量感のあるものを選びましょう。
私が仕事で鮮度チェックをするときは、切り口の色をチェックします。
白いものは切り立てですが、切ってから時間が経ってくるとピンクや紫色に変色してきます。こういったものは鮮度が落ちているので選ばないようにしましょう。
お店によっては毎日切り直すところもあるので切り口だけでなく、穴の中の色をチェックしましょう。れんこんの穴の中の色が黒くなっているものは収穫後時間が経ちアクが回っている証拠です。鮮度が悪くなり味が落ちている可能性がかなり高いので選ばないようにしましょう。
れんこんの皮は食べられるまとめ
今回は「れんこんの皮は食べられるのか」と「れんこんの選び方」について紹介しました。
この記事を参考にこれからが旬のれんこんをたくさん食べて頂けると嬉しいです。
他にも「農家直送のシャインマスカットを取り寄せる方法」や「バナナを1ヶ月長持ちさせる保存方法」という記事も書いているので、気になる方は読んでみてくださいね。