久保建英のソシエダ移籍は秒読み段階に。レアルが「50%」の保有権を有する意味と将来的な復帰の可能性。
新天地の決定は、秒読み段階に入った。
久保建英が移籍に近づいている。2024年夏までレアル・マドリーと契約を結んでいる久保だが、レアル・ソシエダが強い関心を示しており、その交渉は最後のフェーズに突入したとされている。
連日、「久保、久保」で申し訳なく思うが、ご容赦いただきたい。このレアル・ソシエダ移籍をきちんと紐解いておくことが、将来に繋がると考える。契約状況や経緯を詳細にしておけば、次の移籍の際に振り返れる。いつか読み返せるようにと、せっせと筆を執っているところだ。
さて。肝心の、久保である。
久保とソシエダの契約は2027年夏までになる見込みだ。一方、マドリー側は久保の保有権を50%有するというオペレーションをまとめようとしている。
ソシエダは移籍金600万ユーロ(約8億円)前後を支払い、久保を獲得する。ただ、保有権の50%がマドリー側に残されている。
■マドリー復帰の道筋
ここからは、久保の将来的なマドリー復帰の可能性を考察する。
前述のように、マドリーは久保の保有権を50%キープする。近年、この手法で、フラン・ガルシア(ラージョ・バジェカーノ)、ホルヘ・デ・フルートス(レバンテ)といった選手が放出されている。
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