こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。

アボカドを買うとき、どのような基準で見分けていますか？「適当に選んだら、中が傷んでいて失敗した」という経験のある方はかなり多いと思います。

たしかにアボカドは八百屋でも傷んでいるものの判別が難しく、絶対に外見ではわからない原因のものもあるので、100%傷んでいないものを見分ける方法は存在しません。

しかし、ハズレのアボカドを引く確率を下げることはできるんです。

そこで今回は「適度に熟していて中身が傷んでいないアボカドの選び方」と「傷んでいたときの対応方法」を紹介していきます。

食べごろのアボカドの選び方

おいしいアボカドの選び方を箇条書きで紹介します。

簡単に1つずつ説明していきます。

アボカドの選び方１ヘタが少し浮いている

中身が綺麗である程度熟しているアボカドを選ぶときは、最初にヘタの状態を確認しましょう。

ヘタがあるアボカドと無いアボカドが混在している場合は、ヘタがあるアボカドを選びましょう。その理由はヘタがないアボカドは熟しすぎていたり、ヘタがはずれたところから空気が入って中身が酸化して、中が黒くなっている可能性が高いんです。

ヘタを見ることで熟度がわかります。「ヘタが少し浮いているアボカド」は適度に熟していて食べごろの可能性が高いのでおすすめです。

ただ、売り場のアボカドのヘタが全て外れている場合は、出荷前にヘタをとる加工がされている場合があります。その場合は、下記の方法で選びましょう。

アボカドの選び方２かたさをチェック

また、アボカドの弾力を確認しましょう。

アボカドを優しく手の平に乗せて、お尻（ヘタの反対側）の弾力を確認しましょう。かたい過ぎるものは未熟ですし、一部かなり柔らかくなっているものは打身があります。ぐにゃぐにゃなものは腐って傷んでいます。

適度に弾力のあるアボカドが熟れ頃でベストです。

ただし、指先で触るのはマナー違反なので注意しましょう。強く握ったり、指先で触ると傷みの原因になります。かならず手の平で優しく触りましょう。

アボカドの選び方３色に注目

最後にアボカドの色に注目しましょう。

私が仕事をしていると「アボカドは黒い方がいいのよね？」と聞かれることがありますが、そうでもありません。

黒くなりすぎたアボカドは熟しすぎて傷んでいる可能性が高いんです。

逆に緑すぎるものは未熟な可能性が高いので「あずき色」もしくは「チョコレート色」のものがベストといえます。

アボカドの選び方まとめ

今回は「適度に熟していて中身が傷んでいないアボカドの選び方」と「傷んでいたときの対応方法」を紹介しました。

今回の方法を使って、たくさんアボカドを食べて頂けると嬉しいです。

他にも、八百屋一押しのアボカドの食べ方「アボカドのごま塩昆布和えのレシピ」や「シャインマスカットを超える感動体験クイーンルージュを紹介」という記事を書いているので、気になる方は読んでみてください。