全魔法使いに告ぐ「ハリー・ポッター:魔法同盟」日本語版リリース、そのどこまでもファンを重視する姿勢
7月2日、ついに「ハリー・ポッター:魔法同盟」日本語版がリリースされました。そのリリースに合わせて、渋谷で「ハリー・ポッター:魔法同盟」日本語版リリースイベントが開催されました。そして、このイベント実は2部構成になっていました。
1部はいわゆるメディア向けの記者会見のような内容です。あのイングレスやポケモンゴーを世に出したナイアンティックが、今度はワーナーと組んで、それこそ世界中にファンがいるハリー・ポッターのゲームを手がけるわけですから、そりゃ偉い人だけでも何人いるのか!という話です。
「ハリー・ポッター:魔法同盟」はこれまで同様に世界を舞台にしたARゲームです。さらに今回は歩かないと魔法界の扉を開くことができないポートキーにVR要素まで入っています。
プレイヤーは魔法使いとなり、世界を探索し、運動し、交流として、魔法の世界を味わいます。魔法の世界を技術的に実現しているのが、ナイアンティックが持つ「ナイアンティックリアルワールドプラットフォーム」です。
もちろん「ハリー・ポッター:魔法同盟」は同じプラットフォーム上でありながら、イングレスともポケモンゴーともまったく違うゲームに仕上がっています。優れた物語と優れたテクノロジーは見事にハーモニーを奏でるのだなあという2019年時点での最高のサンプルと言っていいでしょう。またゲームの中だけではなく、リアルイベントやそれこそUSJで遊べるようにすることなども計画中とのことでした。
つまり、原作のハリー・ポッターがそうであるように、ゲーム上で現実の世界と魔法の世界が交錯するのです。そう!「ハリー・ポッター:魔法同盟」とは、自分が魔法使いになってハリー・ポッターの世界を味わいたいというハリー・ポッターファンの夢を叶えるゲームなのです。
次に2部。2部はゲストイベントです。ゲストは3人いらっしゃいました。
なにしろ20年以上の歴史があるハリー・ポッターシリーズですから、みなさんいろんな話をしてくれます。いちばん衝撃というか、そんな巡り合わせがあるんだなあというのが、映画の吹き替え版でハリー役の声を担当した小野賢章さんが話してくれたお話でした。
小野さんはデビューが早く、ハリー役のダニエル・ラドクリフと同い年(3カ月違い)でもあったため、ハリーの声変わり前と声変わり後の声を両方担当することができたんだそうです。それはすごい、すごすぎる。一生で一回しかできないことだもの。
そして、ガチファンぶりを見せたのが生駒さんでした。
「ハリー・ポッターは子供のときから小説全部読んでいる。今も魔法とともにある」とほぼ一気に言い切りました。さらに「USJのハリーポッターエリアも友達と全身コスプレで遊びにいったんです。もちろんバタービールも」とも。ああ、なるほど生駒ちゃんはファンの側の人という役回りなんだとここで思いました。
生駒さんがファンの気持ちで登壇しているというのがわかったのが、好きな魔法とうっかり答えてしまった「エクスペクト・パトローナム」と呪文を唱えてくださいと無茶ぶりされたときのことです。えーえーえーと言いながらも、そりゃプロだから無茶ぶりされても当然やるし「これって!自分が魔法を使えるゲームでしょ!」とやり切ってくれます。
ただ、そのあとに「ご本人いる前でやるなんて、ファンのみなさんに申し訳ない。次はホンモノをお願いします。いやホンモノだけニュースにしてください」とくるわけです。
で、小野賢章がエクスペクト・パトローナム唱えるこのコーナーがなぜ大事だったのかというと、この2部はマスコミ以外に応募して当選したファンのみなさんも参加していたんですよ。そりゃ小野賢章に呪文を叫ばせないといけないわけですよ、お客さん。「語尾を上げるのがハリーのエクスペクト・パトローナムッ!」というエクスペクト・パトローナム解説まで、小野さんはしてくれました。
なお、イベント終盤に生駒さんが「ハリー・ポッター:魔法同盟」の各プレイヤーのステータス画面である魔法省IDを体験するコーナーがあったのですが、その際に「どの寮に入りますか?」と聞かれると、その質問を言い終わらないうちに「グリフィンドール!!!」と言っていたのも、実に印象的でした。
ゲーム画面を見ながらの解説場面でも、魔法薬の調合画面でゲストの中で1人だけニヤニヤしていたのも生駒ちゃんです。ホント、ゲストが生駒ちゃんでよかった!
さて、イベントが終わって、さっそくプレイしようとすると(なにしろイベントの名前が入った砦もあったのだ)、時間がちょうどお昼時であり、場所も渋谷だったこともあり、しばらくは混みあっていてつながってもなかなかゲームが先に進めないほどの人気ぶりでした。
ちょうど、ツイッターでも「ハリポタGO」のキーワードでトレンド入りしていました。
ツイッターを眺めていると「ハリポタGOおもしろそうだけど、どうやってプレイしたらいいのかわからない」というコメントをけっこう見たので、軽くゲームのやり方についてまとめておきます。
「ハリー・ポッター:魔法同盟」序盤のやり方
- まずはハグリット攻略(かんたん)
- 砦はとりあえずガン無視、余裕があれば温室で呪文のエネルギー補給など
- そこら辺に薬草とか水とかけっこう落ちているので、それはとりあえずゲット
- 歩いていると砦や温室とは関係なく光るメダルのようなものがあるのでそれをタップ、それがファウンダブル
- 序盤戦はまずはファウンダブルをまめに拾うだけで十分にレベルが上がる
- ファウンダブル攻略は魔法、ただしやること(呪文)は魔法の軌跡をガイドに従ってやるだけ
- 呪文で軌跡をなぞるのは正確性よりもわりとスピード重視、速くやるとグッド<グレイト<マスターの順でいい結果になる
- LV6まではチュートリアルなので、まずはそこまでがんばる
- たぶん30から40ぐらいのファウンダブルをゲットすればLV6にはいけるはず
それ以外で気づいたこと
- LV6超えると職業も選べたりするんだけど、どれが有利とかそういうことはぜんぜんわかりません
- 私は魔法は親指1本が最速でした(イングレスエージェントはグリフハックで練習済みかも)
- ファウンダブルはいわゆるポータル・ポケストップ過疎地でもけっこう出てくる
- 夜が美しい
- とにかくBGMがすばらしいので音声オフプレイはおすすめしない
- 楽しみにしているポートキーは未体験
あと、これは盲点だったのですが、魔法省IDの画面で杖を作っておかないとモンスターに襲われても、こっちから攻撃できないそうです。なるほどなあ、杖がなきゃなああ!、そりゃそうだけど、よくそこまでちゃんと作りこんであるなあ。
序盤でこの調子なので(なにしろまだバトルもろくにやってません)、ポートキーもがんがんに開くようになるとどうなるのか?、さらにイベント(オンラインもオフラインも)が発生してくるとゲームの世界がどんどん展開していくことが、リリース初日のプレイでもよくわかりました。えーと、とにかくこのレベルまで仕上げてきた作ったみなさんお見事です。
さて、早速この「ハリー・ポッター:魔法同盟」をダウンロードして遊びましょう!と言いたいところなんですが、ちょっとお待ちください。
この1分でわかる公式の解説トレーラーを見てからプレイした方が、世界観の理解がぜったいに早いので、まずはこの1分動画を見てから公式サイトからダウンロードしてみましょう。
では!次は魔法同盟でお会いしましょう!
▼『ハリー・ポッター:魔法同盟』公式サイト
https://harrypotterwizardsunite.com/ja/
▼『ハリー・ポッター:魔法同盟』公式ツイッター
https://twitter.com/HPMahouDoumei/
▼『ハリー・ポッター:魔法同盟』公式Facebookページ
https://www.facebook.com/HPMahouDoumeiJP/
▼『ハリー・ポッター:魔法同盟』リリース!日本版トレーラー【声優 内田真礼・内田雄馬 編】