はらぺこライターの旅人間です。

今回は京都で美味しいと評判の「親子丼」の食レポです。八坂神社から南へ5分ほど歩いたトコロにある素朴なお店となります。

この店は「祇園下河原 ひさご」、昭和5年創業のお店。

京都に何度か足を運んでる方ならご存知だと思いますが、八坂神社から清水寺の方へ向かって歩いていると途中で見えてくるお店です。

大きな看板があるわけでもなく、印象に残る個性的な何かがあるわけでもない。しかし不思議な存在感が…。

これが世に言う ”美味しいオーラ” なのだろうか…なんて感じたりも。

さて、暖簾をくぐると、店内は清潔感があって、丁寧な接客が印象に残ります。

うどん、蕎麦、丼物などメニューは素朴、今どきの写真映えを意識した斬新なメニューなどは一切ありません。

人気は「親子丼」、かまぼこ、油揚げと九条ネギを卵でとじた「衣笠丼」、また蕎麦にはが抹茶入っているのが特長だとか。

今回は「親子丼」を注文してみました。

湯気たつ香り、見とれてしまう黄色く輝く姿、卵のとろ～りとした感じ、素朴な中に奥深い美味しさがギュッと詰まっているのが見て分かります。

テーブルに置いている山椒を少々…

お箸よりもレンゲ（スプーン）の方が食べやすいかな？とろっとした卵を白米と一緒にすくってみると、中から鶏肉がゴロゴロと出てきます。

そのお味は？そんなの説明するまでもないでしょう。見たまんま！とっても美味しい。ダシの旨みがしっかり染みています。

店の外観も料理も素朴、流行に流されず地道に、そして料理で人を唸らせ、評判になり、店に行列が出来る…。これぞ名店の姿そのもの。次はお蕎麦を食べてみたい。

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