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【諫早市】いつも素通りする空間がその日だけ素敵な音楽につつまれる。諫早駅で開催!チャリティーライブ

あつぱんまん地域密着ライター&フォトグラファー(諫早市・大村市)

諌早駅が新しくなり、もうすぐ一年目を迎えようとしています。

新幹線や電車利用者だけでなく、コーヒー店や飲食店もあるので、ゆっくり過ごしたい時にも利用できるようになりました。

そんな諫早駅で、定期的にチャリティーライブが開催されているのをご存じでしょうか?

筆者はそんな情報をゲットしたので、さっそく取材に行ってきました。

駅中で開催!身近で小さなチャリティーライブ

取材に訪れた日は8月7日。

広島平和記念式典の翌日でした。

このチャリティーライブの主催は音響から演奏、司会まで一手に担うiroナガサキというグループ。今回開催された、諫早駅から森の中までも音楽ステージにしてしまう人たちです。メンバーは〝音〟を愛する三名。

iroナガサキ メンバー

イベントMCやラジオパーソナリティーなどで諫早を中心に活躍しているハマダマリコさん

ピアノ教室をしながら舞台やイベントなどでピアノ演奏者として活躍している、じんのひろこさん

そして、普段は自動車整備士、休みはギタリストとして活躍されている山下俊郎さんの三名です。

三人の奏でる音で、長崎に素敵な色を添えたいという思いから発足されました。

演奏曲は、昭和歌謡曲を中心に90年代の懐メロや四季を感じられる歌、童謡まで、幅広いジャンルを演奏しています。

諫早駅での能登半島震災チャリティーライブは今年で4回目ですが、他にも諫早干拓の里などでも開催しています。

この日の演奏のラインナップは広島平和祈念式典の翌日とのこともあり、平和を願った曲から地元長崎にちなんだ歌、阪神淡路大震災の被災者の方たちがつくった曲などでした。

普段、生活の一部として素通りしてしまう駅が、三人の奏でる音によって彩られ、そんな非現実的空間がまた居心地よく感じました。

被災した現在の能登半島の様子

この日は現在の能登半島の様子の写真も展示されていました。

震災が発生して半年以上経っていますが、現状は厳しいままです。

写真にはそんな状況が伝わってきます。

そして被災者の頑張っている姿も写真に収められていました。

チャリティーライブを目的に観に来られていた方もいれば、仕事や部活帰りの人たちも立ち止まって聞き入ってる方もいました。

今回はiroナガサキだけではなく、もう一組出演されてました。

K&L’sfactoryというご家族で活動している方々です。

オリジナル曲を数曲歌われていました。子どもさんたちの可愛らしい歌声が印象的でした。

ステージは無料で見ることができ、募金箱はステージから少し離れた所に設置してあります。

人目を気にせず、好きなタイミングで募金することができます。

毎回集まった募金は全て、能登半島復興支援のために寄付されるとのことです。

チャリティーライブは定期的に開催されています。

次回は10月に開催予定です。

少しだけいつもと違う日常を味わえるので、ぜひチェックされてみてはいかがでしょうか。

チャリティーライブ開催場所 諫早駅東口 IISA1階交流広場
主催 iroナガサキ
お問い合わせ 担当 山下
080-3223-9740

地域密着ライター&フォトグラファー(諫早市・大村市)

✨️2024年9月地域クリエイターMVA受賞✨️ 諫早市に住んでいて、気になったことはとことん調べないと気が済まないタイプ。 特に地域の歴史には目がなく、興味が湧いたら深掘りします。 写真が趣味で、一眼レフカメラも持ってるけど、結局スマホでパシャっと撮っちゃうことが多いです。 諫早のゆるキャラ「うないさん」が大好き!∈(゚◎゚)∋ウナー

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