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トイレで可愛いヤモリと2人きり!どうにか外へ逃したくてオタオタする小心者

藤緒ミルカエッセイ漫画家・イラストレーター

こんにちは。猫3匹と暮らしております藤緒ミルカでございます。

田舎暮らしですとまぁまぁいろんな生物に出会うものでして、虫の類なんかは私もちょっと苦手なんですが、中には出会うと嬉しいような可愛いのもいたりするんです。

ヤモリ!

遭遇するとちょっと嬉しい可愛いやつ。窓にはりついてる姿は両手両足で踏ん張っていてとても愛らしい。見つけるとどうしても写真に納めたくなる。

ちょっとだけ開けている窓ガラスの、丁度二重になってる部分にいたので姿がぼんやりしていて撮りにくいなぁなんて思っていたのだが、まさか外ではなく内側にいたとは!

可愛いと思ってるヤモリは、あくまで外にいるのが分かっていてただ眺めるだけの姿であって、実物とはそんなにお近づきになりたい訳ではない。これは何とかして外の世界へ戻って頂かねばならぬ。

狭いトイレの中でヤモリと2人きり。ヤモリと一定の距離を保ちながら外へ出す方法を探したが、どう考えても「窓を開ける」一択なのだ。窓に手を伸ばすということはヤモリと近づくということになる。正直、ビビり倒した。突然動かれると攻撃性がなくてもびっくりしてしまう。

しかし、このままにしておいていいはずもない。

まさかこんな事のためにご近所さんを呼んでくる訳にもいかない。「トイレにヤモリがいるので、窓を開けに来てもらえませんか」とでも言うのか。おかしいだろ。というか迷惑だわ。

これは逃げていい問題ではない。ヤモリと対峙して1分くらいオタオタとこんな解決にならないことをいっぱい考えていたが、ようやく意を決して自らの手で窓を開けることにした。

するとヤモリは案外素直に外へと出て行ってくれた。ありがたかった…。

いやぁ焦ったなぁ、でもやれば出来るじゃーんと意気揚々とトイレから出ると、猫が全員集合していた。途端に恐ろしくなる。

もし猫がヤモリのいるトイレに侵入して来ようものなら、興味を持たれて大惨事である。

気をつけよう。トイレ使用中は猫が入らないようにちゃんとドアを閉めておこう(そこか?)。

エッセイ漫画家・イラストレーター

猫が大好きで3匹と暮らしている、猫溺愛妖怪です。毎日猫に適度に振り回されながら漫画を描いています。この愛すべきツンデレをアナタに伝えたい。

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