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【猫漫画】視力の低い猫にも見えている。いつもと違う飼い主の姿にちゃんと驚いていた。

藤緒ミルカエッセイ漫画家・イラストレーター

みなさまこんにちは。3匹の猫と暮らすおばさんの藤緒でございます。

物事を認識する時ってのは、まず目で見てなんか大丈夫そうだけど何だろう?って思ったら触ってみたりして…よく分からなかったら匂い嗅いでみたり。音がするなら耳をそばだてたり。五感を使って把握しようとしますけれども。やはり中でも目から入ってくる情報が一番デカいんじゃないでしょうか。

見えている。

ぼんやりでしか見えていないとは言え、ちゃんと分かってる様子。
モタモタと歩く足音や匂いや雰囲気で飼い主であることは分かってるから、目から入る情報にそんなに頼ってないのだとしたら急に飼い主の顔がのっぺらぼうになっていたところで、そんなに驚かないだろう。

しかし、ちゃんとビビっていた。
猫の視力は0.1くらいという話だが、私の視力は0.1に届かないので猫より目が悪い。それでも案外世界は見えているので、やはり保湿パックをした飼い主の顔には驚くのだろう。猫たち、随分頑張ってコソコソと追いかけてきていた。

ところで保湿パックだが、毎日やってるなら猫にも耐性がつくのだろうが私は全然やった事がなかった。ならば何故パックが家にあるのか。他県に住んでいる娘が帰省中に持ってきてそのまま置いていった代物だったのだ。あと数枚だから使っていいよ〜なんて言われたので興味半分で顔に乗っけてみたら、猫にドン引きされたという訳だ。
もう半世紀以上生きてるんだから、これくらいのケアはした方がいいのかな…とビビり散らす猫を横目に思うのだった。

エッセイ漫画家・イラストレーター

猫が大好きで3匹と暮らしている、猫溺愛妖怪です。毎日猫に適度に振り回されながら漫画を描いています。この愛すべきツンデレをアナタに伝えたい。

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