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SIGGRAPH Asiaが本日からバーチャルライブ公開開始。-対面式ライブセッション一覧も公開-

五十嵐悠紀お茶の水女子大学 理学部 准教授
東京開催のSIGGRAPH Asia 2021。(画像提供:SA)

SIGGRAPHにおいて、初のハイブリッド開催となる、SIGGRAPH Asia 2021。

本日12月6日(月)からバーチャルライブ公開となりました。

参考記事→CGとインタラクティブ技術の国際会議SIGGRAPHAsiaが東京とオンラインで初のハイブリッド開催 (2021/11/10 記事)

SIGGRAPH Asia2021では、280以上のオンデマンド・セッションに加え、12月14日~17日には対面式ライブ・セッションやオンライン・セッションが開催されます。公式Twitter https://twitter.com/SIGGRAPHAsia では、日本語で見どころについて紹介しています。

フルカンファレンスプログラムもこちらから見ることができます。

https://sa2021.conference-program.com/

予定通りハイブリッド型での開催を発表

SIGGRAPH Asiaは、2021年12月3日に、予定通りハイブリッド型で開催する旨をニュースリリースで発表しています。

SIGGRAPH Asia 2021、予定通り12月14日よりハイブリッド型で開催

予定通り開催することについて、SIGGRAPH Asia 2021カンファレンスチェアを務める株式会社 ポリゴン・ピクチュアズ代表取締役の塩田周三氏は、次のように述べています。「私たちは現在、新型コロナウイルスの新たな変異株の感染拡大という課題に直面しておりますが、SIGGRAPH Asia 2021はご来場者、発表者、運営スタッフすべての安全と安心確保に最大限取り組みながら、予定通り開催することといたしました。世界のコンピュータ・グラフィックスや、インタラクティブ技術分野の第一線で活躍している多くのプロフェッショナルをはじめ、学術研究者や実務家と物理的にコミュニケーションし、その発表を体感できる初のハイブリッド開催に、ぜひ”LIVE”でご参加下さい」 (ニュースリリースより)

SIGGRAPH Asia 2021の新型コロナウイルスの感染対策については、こちらをご参照ください。

日本語でのプログラム一覧も更新中

CG-ARTS協会のご尽力により、日本語で参加できるプログラムについても、一覧を作成してくださっており、情報は随時更新中です。

このまとめサイトでは、以下のように、スピーカーが日本語で講演するセッションや、イベントがまとめられています。

12月14日(火)から17日(金)まで東京国際フォーラムで「SIGGRAPH ASIA(SA)2021」が開催されます。今回のSA2021TOKYOでは、会場のみで日本語での同時通訳のセッションが多数用意されるなど、来場参加型の企画が盛りだくさんです。せっかくの東京開催をぜひ会場で楽しんでください。 https://sa2021.siggraph.org/jp/

スピーカーが日本語で講演するセッションやイベントを以下にピックアップしてみました(2021/12/5現在)。

まだまだ更新中とのことで、このほかにも大ホールで行われるFeatured Sessionsのうち、スピーカーが英語で講演するものは日本語の同時通訳サービスがあるとのことで、今後の変更や追加があるかと思いますが、ご参考いただければ幸いです。詳細プログラムはこちら。https://sa2021.conference-program.com/  

また、参加者主催の最新技術や業界動向、コミュニティの情報交換の場Birds of a Featherでも、日本語イベントがあります。

プログラムサイトでは、日本語マークのついたものは日本語で開催されますのでそちらから確認することもできます。

プログラムサイトで、日本語開催のプログラムや現地開催のプログラム等を確認することもできる。(画像:筆者作成)
プログラムサイトで、日本語開催のプログラムや現地開催のプログラム等を確認することもできる。(画像:筆者作成)

参加登録方法は

参加登録はこちらから当日まで可能です。コンピュータグラフィックスやインタラクティブ技術に興味のある方や関連する業務の方、学生さんたちにとって、インプットやアウトプット、そして交流の場となることでしょう。

お茶の水女子大学 理学部 准教授

東京大学大学院工学系研究科博士課程修了.博士(工学).日本学術振興会特別研究員PD, RPD(筑波大学), 明治大学総合数理学部 専任講師,専任准教授を経て,現職.未踏ITのPM兼任.専門はヒューマンコンピュータインタラクションおよびコンピュータグラフィックス.子ども向けにITを使ったワークショップを行うなどアウトリーチ活動も行う.著書に「AI世代のデジタル教育 6歳までにきたえておきたい能力55」(河出書房新書),「スマホに振り回される子 スマホを使いこなす子 (ネット社会の子育て)」(ジアース教育新社),「縫うコンピュータグラフィックス」(オーム社)ほか.

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