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【滋賀/信楽】タヌキに支配された町で、大きなタヌキが寝てる?と思ったら「うどん屋さん」だった!

旅人間はらぺこライター

はらぺこライターの旅人間です。滋賀県甲賀市信楽町に来てみました。

信楽(しがらき)と言えば、六古窯の一つに数えられる信楽焼が有名で、町には「たぬきの置物」がアチコチにあって独特の風情が楽しめるトコロ。

町の中はたぬきの置物だらけで…

まるで「たぬきに支配された町」のようにも見えます。

支配と言うとドキッとしますが、たぬきは縁起物。商売繁盛に八相縁起(様々な福を招いてくれる)など。つまり、この町はもはやパワースポットなのかも。

そんな信楽を車で走っていると…

国道307号沿いにドーンと寝転ぶ ”巨大たぬき” の姿が…!

パッと見た感じは ”大きなたぬきの像” ですが、横には「うどん」と書かれた旗が立ち、顏の下に扉が見えます。

ん?これは…

そう!ここは「狸家分福」という ”たぬきの形をした” お店です。

気になり ”たぬき” の中に入ると、たぬきがお出迎え。

そして「たぬきの巣」のような空間、その先には信楽焼の販売コーナーもあります。

お食事スペースは広く、奥には「天然温泉 足楽の湯」の足湯もあるのだとか。

たぬきが寝転がる個性的な外観だけでも「信楽に来たぞ!」という気分になりますが、食事、お土産、そして足湯まで楽しめるとは…。

ここは観光客を喜ばせてくれる条件がバッチリ揃っているようです。

さて、お食事をしようとメニューを見ると…

たぬきの器に入った「狸うどん」なるものが!これは面白い。他にも「分福丼(近江鶏親子丼)も同じ器で出してくれるそう。

「狸うどん」を注文してみました。

狸うどんは、温・冷と選べ、今回は温で。緑のたぬきの器、そこに麺が見えないほどに具(天かす、花かつお、刻み海苔、刻み揚げ、ネギ、そして中心に温玉)があり、おつゆは自分で好きな量を入れると言った ”ぶっかけ” スタイル。

ほっぺにワサビも。

おつゆをぶっかけると…

「おいおい、うひょひょひょひょ!」「こしょばいぞ」と、たぬきが言っているように感じるほど愛嬌がある器。なんか楽しい気分に。

美味しい食べ方は、おつゆをかけ、よく混ぜることだとか。混ぜると味がしっかり馴染むらしい。なるほど、ワサビも適量とって混ぜ混ぜ…と。

麺は柔らかく弾力があってモチッとしています。甘辛いおつゆと具が絡んで、とっても口当たりが良くて食べやすい。うん、おいしい。

たぬきの器でぶっかけうどん!見た目よし、味もよし、大満足です。

信楽に観光で来るなら、ここは絶対に見逃してはいけない店の一つでしょう。たぬきの外観と言い、たぬきの器と言い、遊び心あるユニークなお店って本当にイイですね。

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<店舗情報>
狸家分福 (たぬきや ぶんぷく)
住所:滋賀県甲賀市信楽町西459番地
電話番号:0748-82-2828 
営業時間:9:00〜18:00
※食事は11時から
定休日:木曜日(祝日は営業)
駐車場:あり( 20台)
公式ホームページ(外部リンク)
地図(外部リンク)

はらぺこライター

旅行好きのライター。各地に伝わる伝説や民話、古くから地元で大切にされているモノを親しみやすく紹介したい|地元で人気の食堂やレトロな喫茶店巡り|”思わずクスッと笑ってしまうような”珍スポット探し|目標は個性的でヘンテコな旅本の出版|フォローして頂けたら嬉しいです。

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