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名湯&秘湯ばかり!一生に一度は訪ねたい「新潟県の温泉地」5選

高橋一喜温泉ライター/編集者

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新潟県は名湯の宝庫である。全国的な知名度のある温泉地は越後湯沢温泉など一部に限られるが、ほかにも知られざる名湯があちらこちらに隠れている。

また、新潟県は新幹線を利用すれば意外と首都圏からアクセスしやすいのも魅力。越後湯沢温泉なら、東京駅から約70分の距離だ。

そこで今回は、一生に一度は訪ねたい新潟県の温泉地を5カ所紹介したい。

岩室温泉(新潟市)

「新潟の奥座敷」と呼ばれる温泉地。開湯は300年前の江戸時代とされ、北国街道の宿場町として栄えてきた。現在は10軒ほどの宿が並び、通称「黒湯」が名物。施設によって色の違いはあるが、一部で硫黄成分の強い黒色の濁り湯が楽しめる。日帰りでは「多宝温泉だいろの湯」が人気。複数の大きな湯船に、新鮮な黄色の透明湯が贅沢なほどにかけ流されている。

月岡温泉(新発田市)

十数軒の温泉宿で形成される温泉地。石油掘削中に湧き出したのが始まりとされる。硫黄成分を豊富に含んだ源泉は、美しいエメラルドグリーンに変化することで知られる。肌にやさしい泉質で「美人の湯」と称され、女性の人気も高い。

燕温泉(妙高市)

燕温泉は標高1100m、妙高高原温泉郷の中で最も高所に位置する温泉地。乳白色に美しく濁った湯が人気を集める。温泉街の近くにある「黄金の湯」「河原の湯」は無料で入浴できる野天風呂。いずれも野趣あふれるロケーションで、紅葉の時期はまわりの木々が赤や黄色に染まる。

出湯温泉(阿賀野市)

村杉温泉、今板温泉、出湯温泉という阿賀野市の温泉地から構成される五頭温泉郷。なかでも出湯温泉はぬる湯の名湯として知られ、華報寺という寺の境内の一角にひっそりと佇んでいる「華報寺共同浴場」は、地元の人や湯治客に人気の共同湯だ。泉温は38.6度。ピュアで透明な源泉がザバザバとかけ流し。入るたびに「まだ出たくない」と、ついつい長風呂してしまう。静かな温泉地で、ひとり旅にも最適だ。

栃尾又温泉(魚沼市)

3軒の宿が寄り添うように建つ小さな温泉地。3軒とも湯治対応の宿なので、予算などと相談しながら決めるといいだろう。基本的にはどの宿でも、宿泊した人のみが入浴できる共同浴場を利用する。約36度の源泉は湯との境界があいまいになる不感温度で、1時間以上平気で入浴していられる。ぬる湯に長くつかっていると、体の芯まで温まる。

温泉ライター/編集者

温泉好きが高じて、会社を辞めて日本一周3016湯をめぐる旅を敢行。これまで入浴した温泉は3900超。ぬる湯とモール泉をこよなく愛する。気軽なひとり温泉旅(ソロ温泉)と温泉地でのワーケーションを好む。著書に『日本一周3016湯』『絶景温泉100』(幻冬舎)、『ソロ温泉』(インプレス)などがある。『マツコの知らない世界』(紅葉温泉の世界)のほか、『有吉ゼミ』『ヒルナンデス!』『マツコ&有吉かりそめ天国』『スーパーJチャンネル』『ミヤネ屋』などメディア出演多数。2021年に東京から札幌に移住。

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