「お腹いっぱい食べたい！」-----そんな思いを叶えてくれるグルメこそ、丼ぶりではないでしょうか。しっかりと盛られたご飯の上に、バリエーション豊かなトッピング。シンプルではありますが、組み合わせ次第であらゆる可能性があり、奥深いメニューですよね！

そこで今回は、名古屋の美味しいものを求めて市内を食べ回るB級グルメライターの筆者が、知る人ぞ知る「名物丼ぶり」個人的BEST3をご紹介！完全な主観で、大好きな一杯をお届けします。

第3位　炭火やきとり一　焼鳥丼

地下鉄鶴舞線・植田駅近くにある「炭火やきとり一」さん。なんとお昼には、名古屋ではめずらしい"恵那どり"を使った限定の焼鳥ランチをいただくことができる隠れた人気店です。

恵那どりとは、全飼育期間で抗生物質や抗菌剤等を使用した飼料を使わずに育てたブランド鶏。健康かつ運動量の多い鶏に育つため、お肉に締まりがあるのが特徴です。

名物は、そんな恵那どりを使った「焼鳥丼」。丁寧に炭火で火を入れられた焼鳥が、ご飯を覆い尽くしています。ぷりぷりとして香ばしい焼き鳥は、甘辛いタレの絡んだご飯と相性抜群です。ネギの甘さと卵の濃厚な味わいが、焼鳥に良い塩梅になってくれますよ。

第2位　キッチンなごや　名古屋名物丼

名古屋うまいもん通りに軒を連ねている「キッチンなごや」さん。その看板メニューが「名古屋名物丼」です。名前の通り、一杯の丼で4種類のメニュー（エビフライ、名古屋コーチンカツ、味噌のどて煮、とんかつ）を味わえます。

名古屋が誇るブランド鶏・名古屋コーチン。親子丼はよく見かけますが、カツで提供しているお店は中々見ないのではないでしょうか。脂がしっかりと乗ったロースカツは、味噌だれ・とんかつソースのお好きな方で！

巨大なエビフライも衣が分厚く食べ応えあり。タルタルソースにつけ、丼を食べ進めるアクセントにしましょう。ラストは丼の脇に添えてある味噌のどて煮をいただきます。スジ肉がトロトロに煮てあり、濃厚な味噌と相まって絶品！ご飯の最強のおともです。

第1位　登起乃庵　かつ丼ご飯大盛り

天白区の老舗のうどん屋さん「登起乃庵（ときだいあん）」さん。うどんも美味しいのですが、密かなイチオシメニューは「かつ丼（小割めん付）」のご飯大盛りです。

提供される時に漂う、甘い香りとふわふわとした湯気。大振りのかつが乗り、出来立てのシズル感のある卵とじ、味の染みた大盛りご飯が組み合わさっています。見た目から間違いないですが、ハフハフといただけば、どこか懐かしいシンプルイズベストな美味しさを味わえます。

かつ丼とうどんを交互に食べ進めつつ、最後は味の染みたご飯と、脂身がしっかりあるかつを一緒にかき込みます。「この時の満足感ときたら...!!」言葉で言い表せないほどです。

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