オートバイのあれこれ『気になるバイク!XSR900GP』
全国1,000万人のバイク好きたちへ送るこのコーナー。
今回は『気になるバイク!XSR900GP』をテーマにお話ししようと思います。
ついこの間の10月末、ヤマハからニューモデル『XSR900GP』が公開されましたね!
XSR900GPは既存のスポーツモデル・XSR900の派生モデルで、最大の特徴は見てのとおり1980年代のWGP(世界グランプリ)マシン風の外観に仕立てられていることです。
これは、80年代に青春を過ごしたバイクファンにはタマランのではないでしょうか。
世代の人にはノスタルジックな文脈が乗り、いっそう魅力的に思えるかもしれませんね。
私は平成生まれなのでそこにノスタルジー要素は入ってきませんが、XSR900GPのこの車体色とカウルを備えたスタイルは単純にカッコいいと思います。
こういう色使いは最近のバイクではあまり見ませんしね。
往年のスタイル、昔憧れたスタイルを最新の性能・機能で楽しめるのは、かなり贅沢に思えます。
ちなみに、この900GPはスタンダード仕様のXSR900の外観をただアレンジしただけではなく、車体剛性の見直しやサスペンションのセッティング変更など、性能面のテコ入れもしっかりと行われています。
単なる話題作りや『XSR』ブランドの宣伝ということではなく、ヤマハが“確固たる1つの製品”として開発したということでしょう。
エンジンは、豊かなトルクと扱いやすさが光る並列3気筒エンジンを搭載しており、レーシーな見た目だからと言ってエンジンもレーサーライクな高回転高出力型というわけではないようです。
日本での発売は、来年の夏以降とのこと。
発売されれば、ワンメイクレースなども開かれるかもしれません。
発売が待ち遠しい、そんな1台です。
《参考》
ヤマハ発動機『XSR900GP』