Yahoo!ニュース

お誕生日おめでとう!と話しかけるために〝メモ〟を作ろう!「お誕生日の話しかけ文例20選」付き

りり〜郷ことばのデザイナー
ケーキのキャンドルを消して。命のキャンドルはいつまでも。

誰からも喜ばれる話しかけが「お誕生日おめでとう!」です。シンプルに感謝されますが、誕生日祝いの話しかけにはウンチクもあります。ことばのデザイナー/りり〜郷の〝話しかけて心をあげる〟コラム5回目は「話しかけのネタづくり」がテーマ。

まずよりぬきの「お誕生日おめでとう文例」を紹介します。

【お誕生日の話しかけ文例20選】

お誕生日おめでとう!
ハッピーバースデイ!
ハピバ!
おたおめ!
生まれてきたことに感謝の日です。
今日が素敵な1日となりますように。
幸せいっぱいの1年の始まりの日ですね。
今日はあなたが主役の日です!
HBD!(Happy Birth Day)
○○歳、おめでとう!
祝○○歳、いつまでもお元気で。
美しく年輪を重ねてください。
あなたの若さにあやかりたいです。
Forever Young!
あなたと齢を競えるのが私の幸せです。
歳を重ねるごとに人は賢くなるものです。
あれ?いくつだっけ、忘れちゃった(笑)
歳をとれるのは生きている証拠さ、がんばろうぜ!
ローソクの数がハンパないけど(^^)とにかくおめでとう。
ケーキのキャンドルを消して。命のキャンドルはいつまでもー

このままでもアレンジしてもけっこう。お使いください。しかし〝おたおめことば〟を充填したけれど、その人の誕生日を知らないのでは話しかけられません。

人の誕生日を知る方法

配偶者やパートナー、恋人や子供の誕生日なら忘れません。フェイスブックの〝デジ友〟ならお知らせが来ます。では部下や上司、外部パートナーならどう?「誕生日を知らない」ことも多いでしょう。

どうやればわかるでしょうか?それは「メモ」を作るのです。

仕事で会った時、その人に「誕生日おめでとう!」と話しかける人がいるかもしれません。あるいはその人自身が「今日は誕生日なので早く帰ります」とつぶやくかもしれません。「この人、今日がお誕生日なのか!」とわかったら、忘れないうちに「メモる」。これが来年に話しかけるネタづくりになります。

社内でもやることは同じです。部下同士の雑談に耳をそばだてていれば増えていきます。メモすることはお誕生日には限りません。

メモることは誕生日にはかぎりません。
メモることは誕生日にはかぎりません。

話しかけメモの威力は効果絶大

たとえばクライアントの「創業記念日」やヒット商品の「発売日」をメモっておくことは、訪問時の営業トークの素材になり、良好な関係を築けるでしょう。

転職してきた部下の「入社日」をメモっておけば、「今日で○年目ですね。当社に加わってくれてありがとう」と話しかけることができます。あなたが野球好きなら「あの人はファイターズファンか」と書き留めておくといいでしょう。話しかける前日の試合のことでアイスブレイクができます。

重い病気から生還した人にとって「生還記念日」は大切な日です。がんでは治療後5年再発しなければ寛解といいます。「○年経ちましたね。もう大丈夫」と話しかけるとその人は感極まるかも。

そこで今週の誰にでもかんたんにできる話しかけドリルは、「話しかけメモを作ろう」です。

その人の誕生日や記念日、大切な日に気づいたら即メモしよう。
その人の誕生日や記念日、大切な日に気づいたら即メモしよう。

常に持ち歩ける手書きの手帳を用意しましょう。その人の誕生日や記念日、そのほか話しかけのネタになりそうなことをメモる手帳です。年間または月間カレンダーに書くか、人別にまとめるか、自由。「アドレス帳」がメモしやすいかなと思います。もちろんアプリもOK。記念日アプリで検索してみてください。お知らせアラームができれば備忘になります。

忘れないでほしいのは、メモを作ることは目的ではなく手段です。話しかけるネタをつくったらぜひ話しかけてください。ことばのデザイナー/りり〜郷の〝話しかけて心をあげる〟コラムは毎週日曜朝に掲載(予定)。話しかけて自分も社会も明るくしよう。

ことばのデザイナー

人に話しかけると良いことが起きます。あなたも相手もポジティブに明るくなれます。話しかけから人の輪が広がり、支え合いや励まし合いにつながります。読むと誰かに話しかけたくなるこのコラムの書き手は、ライター歴20年、インタビュー歴300件以上、対話力講座の講師や組織改革支援プロジェクトを数百名に数百回の経験があります。かつて内向的で「心の壁の内側」にいた私は、トランスジェンダーとして自分らしく生き直しだしてから、心を開いて人の中に入れるようになりました。〝ヒト•イマ•ツナガル〟の話しかけメソッドで、共に話しかけ上手になりましょう。

りり〜郷の最近の記事