ノート(244) 陸山会・虚偽報告書事件に対する最高検の杜撰な捜査
~釈前編(4)
受刑378/384日目(続)
杜撰な捜査
最高検は、弁護側から「隠し録音」を入手した早い段階で、再捜査時に田代政弘検事が作成した捜査報告書の内容が虚偽であることを把握していた。そのまま放置すれば、その文書データが消去されたり、口裏合わせに及んだり、関係者の記憶が徐々に失われていくなど、証拠が散逸するおそれが高い状況だった。
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