どこで昼飯を食べようかと考えながら車を走らせていて、たまたま通りかかったのが『味乃やまびこ 春光店』です。

「動物園通り」沿いの豊岡12条1丁目にある「味乃やまびこ 総本店」は、これまで何度か利用したことがありますが、実は春光店は初めての訪問です。

『味乃やまびこ 春光店』があるのは春光５条9丁目。国道40号線から旭川実業高校の横を抜け鷹栖町に続く末広高台通線沿いで、実高の坂の下あたりといわれる場所です。

この周辺には、「金次郎食堂」や「雷電鮨」「CURRY＆PASTA カルダモン」といった人気の飲食店がたくさんあります。

店内に入るとカウンター席の上に、加藤ラーメンの歴代家系図が飾られていました。

「味乃やまびこ 総本店」を紹介した時にも書きましたが、「味乃やまびこ」は、旭川を代表する老舗製麺会社「加藤ラーメン」の系列です。

この家系図を見ると「加藤ラーメン」の二代目社長の次男が「味乃やまびこ」を始めたとなっていますね。家系図には東光店も書かれていますが、すでに閉店していて現在は豊岡の総本店と春光店のみです。

「味乃やまびこ」はぶた丼も人気。ぶた丼と小ラーメンがセットになった「ヤッホーセット」なんてメニューもあります。

ちなみに伺ったのは水曜日。お品書きには「定休日：水曜日」と書かれていますが、店主に伺うと水曜日は昼だけ営業しているそうです。

お品書きを見て、もう一つ気になったのが「お子様ラーメン」の欄。

「おみそ」と書いてあります。みそだけ丁寧に「お」をつけているのは、なにか理由があるのでしょうか。

お品書きや店内を観察しているうちに、注文した醤油ラーメンが運ばれてきました。

老舗製麺会社「加藤ラーメン」の家系と伝統を受け継ぐ「味乃やまびこ」ですから、やっぱり醤油ラーメンが食べたくなりますよね。

最初にも書きましたが『味乃やまびこ 春光店』を利用するのは今回が初めて。しかし、スープを一口飲んだだけで懐かしい感じがします。

生まれも育ちも旭川の筆者。DNAには昔ながらの旭川ラーメンの味が刻み込まれているのかもしれません。

お品書きは、みそラーメンから始まっていたのでみそラーメンもおすすめなのかもしれません。次回は丁寧に「おみそラーメン」と言って注文してみます。