元汚部屋住人を卒業したシンプリストがキレイなキッチンをキープするために「やめたこと」3選
キレイなキッチンをキープしようと気合いを入れて一時はすっきり片づくものの、また気を抜くと一気に荒れてしまう…そんなループにはまっている人は、今のキッチン使いが合っていない可能性が考えられます。
元汚部屋住人を卒業したシンプリストが、キレイなキッチンをキープするために「やめたこと」3つを伝授いたします。
1.何でもきっちりしまうこと
キレイなキッチンは、一切物が出ていないイメージがありますが、何でも完ぺきに閉まっていては片づけが追いつきません。毎日使うアイテムはあえて出しっぱなしにすることで動作を減らすことができ、出し入れがめんどうでなくなります。「出しっぱなしにしたらごちゃついてしまう」という人は、「物選び」や「出しっぱなしにする物の割合」を意識するとよいでしょう。
出しっぱなしにするのは全体の3割ほど。デザインも含めた物選びをすると出しっぱなしにしてもすっきり統一感が出て気にならなくなりますよ。
2.収納を使いこなそうとすること
ひと昔前に「シンデレラフィット」などの言葉が流行りました。シンデレラの靴のようにまるでその収納のためにその収納アイテムが作られたのではないかというほど壁から壁までぴったりに収まることです。しかし、それだと余白がないため、少しでも物が増えるとすぐにキャパオーバーになりがち。
収納を使いこなそうとすることはやめ、苦手なキッチン下収納は思い切って「置くだけ」にしたところ、収納で悩むことがなくなりました。「物をたくさん持ちたいけどすっきり収納を叶えたい」というのは、矛盾した考えであり両立は難しいです。どちらを重視したいのか天秤にかけ、すっきりライフを手に入れたいのであれば減らす覚悟が必要です。苦手な収納場所ほど引き算を意識すると、収納での悩みがあっさり解決しますよ。
3.手放すのが正解だという思い込み
片づけが苦手だった頃は、片づけが得意な人の真似ばかりしていました。三角コーナーやキッチンマットなどはなくしてよかった物の一例ですが、中には「やっぱり必要だった」という物もあります。それは、「水切りカゴ」です。食洗機があった頃はなくても平気でしたが、食洗機がない物件に引っ越したときはすぐに調達するほど一気に不便になりました。要不要は家族構成やライフスタイルによって大きく異なるので、一概に「捨てたら快適になる」というわけではありません。
「取捨選択」はキッチンのキレイキープのためには欠かせません。自分にとっての要不要が見極められるようになれば自然としくみが整い、がんばらなくても片づきやすい環境を手に入れることができるでしょう。
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