「ここが変だよ、精神科医」「ここが変だよ、メンタルクリニック」
こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。
今日のテーマは、「ここが変だよ、精神科医」「ここが変だよ、メンタルクリニック」です。
最初に、
私は、薬物療法を否定する者でも絶対肯定する者でもありません。薬は、依存するもでもなく、忌み嫌うものでもなく、上手に利用するものだと、私は思っています。
よって、私の姿勢態度は、薬否定派のカウンセラーから見れば、薬絶対肯定派のカウンセラーに見えるらしく、薬絶対肯定派のカウンセラーから見れば、薬否定派のカウンセラーに見えるようです。
もう1度言います。私は、薬は、依存するもでもなく、忌み嫌うものでもなく、上手に利用するものだと、思っています。
同じく、私は、精神科医のことをけしからん奴と思っている者でも、精神科医を素晴らしい人と思っている者でもありません。それは、事実として、精神科医にも、名医と呼ばれる人から、やぶ医者と呼ばれる人まで、いろいろいるからです。
以前、私は、あるヤフーニュース記事の中で、「精神科医の仕事は、患者の話を聴くことでも、患者の心に寄り添うことでも、患者に何かしら、生きる上での有益な助言をすることでもない」というお話をしました。
そう、精神科医の仕事は、薬物を使って、患者の弱った脳という臓器を、正常に働くよう手助けすることであり、それが彼ら、精神科医の仕事なのです。
さて、私は、心理臨床の仕事を、アマ時代とプロ時代あわせて30年近くやっています。プロの心理カウンセラーとして独立開業してからは、26年以上が経過しています。そして、私は大勢のクライアントから、大勢の精神科医の仕事っぷりを聞いてきております。
今日は、そんな中から、「精神科医って、メンタルクリニックって、おかしなことするなあ」という事例ばかりを集めて、皆さんにご紹介したいと思います。
その1.
「生きるのが苦しい」と訴えて電話してきた患者さんに向って、「うちの病院は、初診の方は3か月待ちですが、宜しいですか?」というクリニック。
3ヶ月後なんて、どうなっているか、わかりません。ひょっとしたら、もう患者さんは、生きてないかもしれないです。
その2.
予約時間10分前に行ったにも関わらず、何時間も待たせて、それで、ろくに話も聞かず、1分で診療で終え、精神療法代と称して、3,300円を取る医者。
1分で3,300円も請求するだなんて、「いい仕事だなぁー」と思わずにはいられません。ちなみに私(竹内成彦)は、30分、熱心に話を聴いて、4,000円しかお金を貰っておりません。
その3.
「死にたい」と訴える患者に向って、「今後、2度と、『死にたい』だなんてこと、言わないでくださいね。もう1度言ったら、もう2度と診察しませんからね」という医者。
医者いわく、希死念慮が激しい患者は、診れないのだそうです。入院設備が整った、もっと大きな病院に行ってくれ…とのことです。きっと、自分の所へ通っていた患者が、自殺したという噂が広まっていくのを恐れているのでしょうね。
その4.
うつ症状が酷い患者に対し、1日50錠もの薬を投与する医者。
1日に飲む薬が50錠です。凄い量ですね。これでは、薬だけでお腹がいっぱいになりそうです。そして、そのせいで患者は、認知症になったかのように、1日中ボーッとして過ごします。これでは、この症状が、病気に拠るもなのか、薬の副作用なのか、訳がわからなくなってしまいます。
その5.
「死にたい」と訴えている患者に向って、話もろくに聞かず、1日1錠の薬しか出そうとしない医者。
この医者は、きっと、薬を少ししか出さない医者がカッコいいとでも思っているのでしょうね。なんぼなんでも1日に1錠で、「次の予約は、1ケ月後」だなんて、病気をなめているとしか思えません。
その6.
通っている患者の精神状態がが急変したというのに、絶対に救急対応しようとしない医者。
その医者は、「次の予約まで、3週間待て」と平気で言い放つのです。なんて冷たい医者、心ない医者かと思います。
その7.
奥さんが統合失調症になり、困り果てているご主人に向って、「奥さんを連れて来なさい。本人が来ないことには、どうにもなりません」と言って、突き放す医者。奥さんを連れてくるのが困難だから相談しているのに、これではホント、どうしようもないです。
その8.
「子どもは診ない」「親子ふたりで診察室に入ってもらっては困る」という医者。
きっと、面倒臭いなあと思っているのでしょうね。確かに、親子同時に診ると、どうしても話が長くなりがちで、その分、診察時間も長くなってしまい、そのくせ貰えるお金は同じですからね。
以上です。
以上、思いつくままにご紹介しました。今日お話しした内容は、極端な例です。そして私は、あえて穿った見方をしています。「世の中には、いい精神科医もたくさんいますよ」とつけ加えて、今日のお話を終わりたいと思います。
そうですね。
私(竹内成彦)は、ポジショントークになって申し訳ないのですが、最初は、いきなりメンタルクリニックへ行くのではなく、精神医学に詳しい、良心的な心理カウンセラーの元を訪ねたほうがいいのではないか…と思う次第です。
今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。