オートバイのあれこれ『ドゥカティってどんなバイク?』
全国1,000万人のバイク好きに送るこのコーナー。
今回は『ドゥカティってどんなバイク?』をテーマにお話ししようと思います。
最初にドゥカティというメーカーについてですが、ドゥカティはイタリア北部の街・ボローニャに拠点を置くバイクメーカーです。
簡潔に言えば、ドゥカティはイタ車ということですね(ざっくりし過ぎ)。
ちなみに、ドゥカティの親会社はかの有名なランボルギーニ!です。
さて、「イタ車」と聞いて、皆さんはどのようなイメージを思い浮かべるでしょうか。
「デザインが美しい」というようなプラスイメージを抱く人もいるでしょうし、一方で「壊れやすい」というようなマイナスイメージを持つ人も少なくないと思います。
私は7年ほどドゥカティのバイクを所有していたことがあるので、ドゥカティのバイクがそういったイメージどおりのものなのかどうか、実体験をもとに少しお話ししていくことにします。
今回は、最も多くの人が抱いているであろう「壊れやすそう」というイメージについて話しましょう。
これについては、結論から言うと「そんなことはない!」です。
ただ、ここで一つ但し書き。
60年代〜80年代頃のヴィンテージモデル、いわゆる「旧車」と呼ばれる類のモデルはこの限りではありません。
私は2014年にデビューした899パニガーレというモデルに乗っていましたが、所有する約7年の間に故障らしい故障は“一度も”ありませんでした。
私自身も、パニガーレを購入する前は「よく壊れるのかな…」なんて不安になりましたが、フタを開けてみれば全くそんなことはなく、定期的な消耗品交換(エンジンオイル交換やタイヤ交換、スパークプラグ交換等)のみで快調に維持することができました。
ドゥカティの正規ディーラーで聞いたところによると、だいたい2000年前後以降のモデルであれば、品質が日本製バイクへ追いつくくらいにはなっており、世間で言われているほど壊れることはないそうです。
もちろん、オイル交換等もせず“乗りっぱなし”でいると調子が悪くなるでしょうが、それは国産バイクでも同じこと。
なので、「外国のバイクだから」「イタ車だから」といって、品質・信頼性を過度に心配する必要は(少なくとも最近のドゥカティであれば)ナッシングです。
「ドゥカティのバイクが気になるけれど、すぐ壊れたらイヤだな…」なんて思っている人。
それは単なる思い込みに過ぎませんよ( ´ ▽ ` )♪