即捨てはちょっと待って!「迷ったら捨てる」を信じた元汚部屋住人が捨てて後悔した物3選
「迷ったら捨てる」という捨て基準が定番化しつつありますが、それは本当に正しいのでしょうか。
筆者は10年前まで汚部屋住人でしたが、「迷ったら捨てる」を100%鵜呑みにして行動した結果、「捨てるべきじゃなかった!」と後悔する場面も少なからずありました。後悔する前に知ってほしい、「捨てて後悔した物3つ」について解説していきます。
1.賃貸備え付けの物
賃貸暮らしの場合、「節水シャワーヘッド」にするために、シャワーヘッドだけ交換するご家庭も少なくはなさそうですが、わが家はその際の「部品」を誤って捨ててしまい後悔しました。
種類によっては、シャワーヘッド本体のほかにもゴムぱっきんなどのパーツがセットになっていることも。パーツの一部が紛失したり、単品で出てきたときに分からずに捨ててしまうこともあるので、保管の際は小さな保存袋に入れてマスキングテープでシャワーヘッドに固定するなどして間違えないようにしておきましょう。
その他の賃貸備え付けの物や退去時に返却が必要な取り扱い説明書なども捨てないように注意が必要です。
2.用途不明のボルトやネジ
皆さんも大掃除のタイミングなどで一度は出会ったことであろう「用途不明のボルトやネジ」。
思い出そうとしても全く検討もつかないため捨てたところ、のちに学習椅子のネジだったことが判明。ホームセンターで探せばいいと思いがちですが、サイズや型式も何百種類とあるため、結局見つけられず破棄するはめに。特殊ネジの場合や希少なタイプだと販売すらされていないこともあります。
落ちているということは、家にある何らかの物に使われていたはずなので、最低でも1年間は保管しておいた方が無難です。
3.家具の組み立て説明書
取り扱い説明書であれば、ネット検索でも閲覧できる可能性が高いですが、「家具の組み立て説明書」は、ネット検索をしても載っていないことが多いです。
その結果、解体、再組み立てが必要となる引っ越しの際に困ることも。実際に筆者は初回の引っ越しでは、「ベッドの組み立て説明書」を破棄しており、しかも業者不可のベッドだったため自力で組み立てるのにとても苦戦をしました。結局予定の3倍以上の時間を費やすことに。
次の引っ越しでは、業者が再組み立てをしてくれましたが、それでも手間取っている様子でした。そこで、「家具の組み立て説明書」を差し出したところ予定よりも早めに組み立て終わったのです。作業時間にも影響するため、捨てずに持っておいた方が後悔はないでしょう。
買い戻しずらい物は注意して!
「捨てても買い戻せる」というような捨てを後押しするフレーズもありますが、逆に買い戻しずらい物に関しては注意が必要です。たとえ買い戻せたとしても時間や労力がかかってしまいそうな物についても即捨てしない方がよいでしょう。
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