間もなくゴング! WBAライト級レギュラータイトルマッチ
試合11日前にチャンピオンが逮捕され、一時はどうなるかと思われたWBAライト級レギュラータイトルマッチだが、無事に今夜ゴングがなることとなった。
https://news.yahoo.co.jp/byline/soichihayashisr/20230102-00331060
27戦全勝25KOの王者、ジャーボンテイ・デービスも、16戦全勝10KOでWBAスーパーフェザー級のベルトを巻く挑戦者、ヘクター・ルイス・ガルシアも、共に134パウンドで前日計量をパスした。
最終会見での両者の言葉をご紹介しよう。
12月27日に逮捕され、翌日釈放となったジャーボンテイ・デービスは、晴れ晴れとした表情で語った。
「ハードなトレーニングした。ヘクターの発言が俺にスイッチを入れてくれた。絶対に見逃せない、ヤツにとって厳しいファイトとなる。今回の会場ではポップコーンを買わないでほしい。火花を散らす戦いに、椅子から立ち上がれなくなるだろうよ。
ボクシングは俺の仕事なんだ。7歳からやっている。今、立ち止まったら、目的を果たせなくなる。(試合地となる)D.C.はボクシングが盛んな街だ。多くの才能が眠っている。そんな地で戦えることに興奮している。昔はアマチュアの全米大会に出るにはD.C.を経由した。だから、いつもここを第2の故郷のように感じていたんだ。
ヘクターはこの1年の活躍で、俺に挑戦することになった。彼はいい試合をして、名のあるファイターに勝ってきた。簡単な相手じゃない。タフな相手だ。これで次のライアン・ガルシア戦に備えることができるよ。
素晴らしい観客の前でハイレベルなパフォーマンスを披露し、自分がトップ選手の一人であることを見せたいね。
ヘクターを倒さなければ、ライアン戦に繋げることはできない。自分がエリートであることを証明するよ。ヘクターに言いたいのは、最後までしっかり準備しろってことだ。こちらはいいキャンプが出来たし、あいつが出て来るのは分かっている。ヘクターは数多くはミスをしないことだな。ミスし過ぎると、早く眠ることになるぜ」
ヘクター・ルイス・ガルシアも言った。
「私のキャンプは、これ以上ないほど内容のあるものでした。チームのメンバーは疲れ知らずで、一生懸命働いてくれました。皆で結果を出すことになります。
自分は130パウンドでも135パウンドでも同じように動けます。私は常に自分の限界を超え、ベストを尽くしたいと思っているので、このチャレンジを決めました。結局のところ、ベストコンディションでリングイン出来るかどうかは自分次第です。
私は、どんな距離でも戦えるという利点があります。リーチを生かすことも、パワーを生かすことも可能。準備は万端です。
ジャーボンテイは当日、気をつけたほうがいいですよ。フェイスオフで俺に手を出した際、こちらも闘志を燃やすことになりましたから。本物のガルシアはここにいます。彼が誰を意識しているかは気になりません。ファンはスリリングなファイトを目にして、誰もが楽しめるでしょう」
無敗同士のWBAライト級レギュラータイトルマッチ。さて、どんなファイトとなるか。