大谷翔平がブルージェイズと契約という記事が出るが、他の記者たちはまだ決まっていないと報じる
12月8日、ドジャース・ネイションのJ.P.フーンストラは、大谷翔平がトロント・ブルージェイズと契約を交わすことに決まった、と報じた。その記事には、「いくつかの情報源によると」「早ければ今夜にも正式な発表」とある。
一方、この記事に対し、ESPNのオールデン・ゴンザレスは、情報によると大谷はまだ決めていない、とXに書き込んだ。ゴンザレスに続き、オレンジ・カウンティ・レジスターのジェフ・フレッチャーも、私も同じことを聞いている、と記している。
どちらが本当なのかは、まったくわからない。これから、大谷がブルージェイズに入団しても、フーンストラが正しかったということには、必ずしもならない。記事を発表した時点では、決めていなかった、ということもあり得る。
これまでに出たいくつかの報道によると、大谷がプレーしてきたロサンゼルス・エンジェルスを含め、4球団が「ファイナリスト」のように見える。ブルージェイズ、ロサンゼルス・ドジャース、サンフランシスコ・ジャイアンツは、FAとなった大谷と会っていて、シカゴ・カブスは会っていないらしい。
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、ドジャー・スタジアムで大谷と会ったことを認めている。それについては、こちらで書いた。
◆「ドジャースの監督の発言と背番号「17」の再契約は、大谷翔平との契約交渉に影響を及ぼすのか」
ただ、他にも、候補として残っている球団がある可能性も否定はできない。ニューヨーク・ヤンキースなどでプレーした名捕手、ヨギ・ベラの言葉を借りるなら、「終わるまでは終わりじゃない」といったところだ。