店構えが物語る歴史とノスタルジー。常連が愛するからこそ作り続ける。大将の想いが詰まったラーメン。
月日を感じる店構え
福岡の粕屋郡、JR柚須駅から徒歩数分のところにある古のラーメン店。なんと歴史がある、月日の長い流れを感じる店構え。でもちゃんと通り沿いに幟も出ているし、暖簾も掲げられている時は営業中。そんなノスタルジアな「双葉ラーメン」。交通量も多い交差点にあり、見かけた人も多いのではないでしょうか。でも入ったことない、そんなお店のラーメンが大好きなのです。
結構縦長のお店なんです。古びたお店に見えますが幟は綺麗なんですよ。まだまだ現役、元気に営業中です。
店内はコの字型のカウンターです。歴史を感じますが、床はコンクリート打ちっ放し。なかなか個性的な造りで、カウンターの内側では大将が手際よくラーメンを作ります。
天井から壁までたくさんの魚拓。大将は釣りが大好きなんでしょうかね。店内全てに年季が入っています。
ワンタンメン
やっぱり大好きワンタンメン。博多ラーメンはワンタン、これが一番。ワンタンメンがしっかりメニューにあるのは間違いない。ワンタンて、大将の手作りなんですよね。それがスープに絡むのがとっても美味しいのです。
純豚骨でしょうか。甘みを感じながらも塩味が程よく感じる。豚骨の甘みとカエシの味わいだろうと思いますが、懐かしくもある美味しいスープ。この白濁のスープが昔ながらの博多ラーメンといった感じです。
博多ラーメンの王道の中細ストレート。コシもありもっちり感もあり、王道の組み合わせだからこそ美味い。
ラーメン
これがノーマルのラーメン。ネギとチャーシューがデフォのトッピング、そこにゴマとコショウをふりかけられています。
実にシンプルな仕上がりなんですよね。これが昔ながらの博多ラーメン。サクッといただくのですが味わい深い。シンプルだからこその深い味わいを感じるラーメンです。
そして辛子高菜もあるのです。これが結構ピリ辛で味わいも良く美味しい。ラーメンに入れたら味変が最高。替玉の時がおススメ。一杯のラーメンが二度美味しい。
辛子高菜は残しちゃダメよ。いくらテーブルにあるからといって好き放題に入れちゃあいけない。ラーメンに味を加える程度、節度を持った食べ方を。
この年季が入った提灯に暖簾。ぜひ自慢のラーメンを召し上がれ。
常連さんも多く愛されるお店。ラーメンのみならず、常連さんが愛するメニューはちゃんぽんやヤキメシ。これもまた食べたい。
古からの歴史を感じる郊外のラーメン店は、ぜひ一度味わってほしい名店です。
双葉ラーメン
住所:福岡県糟屋郡粕屋町仲原2751−2
営業時間:10時00分~14時00分(※営業時間は変更の可能性有)
定休日:不定休
駐車場:近隣有料