秋冬は洗濯物が乾かない!乾きにくい季節に知っておきたい乾かし方のコツを洗濯研究家が解説
4児の母で洗濯研究家の平島 利恵です。最近急に寒くなり、日照時間も短く、洗濯物が中々乾かないとお困りではありませんか?特に秋冬は外干しをしても夕方になってもしっとりしていることが多く、生乾き臭も心配ですよね。そこで、今回は秋冬にしっかりと洗濯物を乾かすためのコツを紹介します。
秋冬にしっかり乾かすための6つのコツ
1. 干す時間帯を意識
秋冬は日照時間が短くなるため、午前中の早い時間に洗濯物を干すのが効果的です。特に午前10時から午後3時の間に干すことで、日光と風を最大限に活用し、洗濯物をしっかり乾かすことができます。逆に夕方以降に干し続けると湿気を吸い込みやすく、乾きにくくなります。
2. 風が当たる場所を選ぶ
秋冬は気温が低いため、風通しの良い場所で干すことがポイントです。風が洗濯物に当たることで、水分が蒸発しやすくなります。洗濯物を干す場所は、風が通りやすいベランダや庭を選ぶとよいでしょう。
3. 洗濯物の間隔を開けて干す
衣類同士を密集させないように干すことも重要です。密集させると風が通りにくくなり、乾燥が遅れる原因となります。こぶし1つ分の間隔を意識しましょう。
4. 風の通り道を意識して干す
特にタオルやセーター、厚手のパンツなどは、乾きにくいアイテムです。風に当たる面積が増えるよう工夫しましょう。厚手の服は裏返し、ポケットの中まで乾くよう意識します。
5.天気予報をチェック
秋冬は雨の日や曇りの日が増えるため、天気予報を確認してから洗濯をすることが大切です。風のある日を狙って洗濯物を干すことで、効果的に乾かすことができます。
6.夜に干すのは避けるのがベター
夜間は気温が下がり、湿気が増えるため、洗濯物が乾きにくくなります。可能であれば、日中の暖かい時間帯に干すようにしましょう。
秋冬は部屋干しもおすすめ
意外に思われるかもしれませんが、秋・冬に服を効率よく乾かすには部屋干しも効果的です。特に暖房を使用していると部屋が乾燥しやすくなりますが、洗濯物を部屋干しすることで加湿効果も得られ、一石二鳥です。エアコンや除湿機と併用してするのも◎
秋冬に洗濯物が乾きにくいと感じた時は、干す時間や風通し、場所を意識して工夫してみましょう。部屋干しやコインランドリーの活用も効果的です。家事の効率を上げながら、生乾き臭を予防するため、6つのコツをぜひ実践してみてください。