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【大阪・十三】十三アートフェス探訪③ 芸術の秋!阪急十三駅・西側でアート巡り♪

西倫世ライター(大阪市)

ただいま、大阪市淀川区十三界隈で『十三アートフェス2021』を開催中。今回は十三駅の西側のお店をレポートします。

十三駅の西側はいわゆるディープスポットがたくさん。関ジャニ∞の新曲「稲妻ブルース」のMVが撮影された場所として話題になったキャバレー「グランドサロン十三」、商店街で長きにわたり界隈住民の胃袋をつかむ喫茶店「珈琲の泉」、昨年オープンしたスペインバル&ギャラリー「ティブロン」をまわりました。

★十三アートフェスとは……
「淀川区十三をアートで元気に」を合言葉に発足したNPO法人十三アートネットが主催しています。「よどがわ」をテーマに、事前に公募して集めたアート作品を十三駅から徒歩圏内のお店・施設、計約30スポットで展示しています。
詳細はコチラ→https://peraichi.com/landing_pages/view/yodogawaartnet/

「ドン・キホーテ十三店」の北側
「ドン・キホーテ十三店」の北側

1969年創業の老舗キャバレー「グランドサロン十三」http://juso13.net/

夜は飲んで語って歌える大人の社交場ですが、昭和バブルみが残るきらびやかな空間は、イベントスペースとしても貸出しています。

階段をのぼって2階へ
階段をのぼって2階へ

2階客席から見た様子
2階客席から見た様子

これまでミュージシャンのMV撮影に使われたり、多彩なイベントが催されたりしているそう。キャバレーとは無縁の生活をしていた人にとっては未知の世界ですが、この「十三アートフェス」開催中は店内を無料で見学できます。かなりレアな機会なので、いつもと違ったイベントスペースを探している方、レトロ空間好きは要チェックです。

十三には商店街がたくさん。こちらは十三本町商店街フレンドリー
十三には商店街がたくさん。こちらは十三本町商店街フレンドリー

「グランドサロン十三」を北へ徒歩3分、十三本町商店街フレンドリーにある「珈琲の泉」。家族経営の喫茶店で、いつも常連さんでにぎわっています。

カニクリームコロッケとササミチーズフライ850円
カニクリームコロッケとササミチーズフライ850円

それもそのはず、料理担当の息子さんは東京の星付きレストランで修行したシェフ。レストランで出しているような洋食メニューが下町の喫茶店価格でいただけるなんて感動です。

こちらで行われているのは淀川区出身の横井裕子さんによる「猫のデッサン展」。昨年春に引き取った保護猫の純真無垢な愛らしさに癒され、30年ぶりに描いた作品だそうです。

1階がスペインバル、2階がギャラリーです
1階がスペインバル、2階がギャラリーです

ラストは商店街を十三駅前に戻り少し北へ、「泉の珈琲」から徒歩3分の場所にあるスペインバル「ティブロン」。@spanish_bar_tiburon @tiburon.art

2階のギャラリースペースでは、みんなの「よどがわ」展と題し、「よどがわ」をテーマに公募した写真を展示しています。

こちらはモデルさんを主役に十三の街を切り取った作品が多数。思わず自分もカメラを構えたくなる、創作意欲を刺激してくれる写真展でした。

スペイン風スープパエリア「鱈白子と蕪のカルドソ」(1298円)
スペイン風スープパエリア「鱈白子と蕪のカルドソ」(1298円)

1階では「十三アートフェス」とのコラボメニューとして、スペイン風スープパエリア「鱈白子と蕪のカルドソ」(1298円)が登場。アート巡りの締めは、あったかいスペイン風のおじやはいかがですか?

オリジナルのハーブティー各500円/3パック入り
オリジナルのハーブティー各500円/3パック入り

こちらも基本は飲食店です。オープンキッチンから漂うおいしそうな誘惑に勝てる人はいないと思いますが、お店の方いわく「食事の利用なく2階の展示のみをご覧になる場合は、オリジナルハーブティー「Tiburonブレンド」もしくは「Dama Carmelo」(各500円/3パック入り)をご購入していただけると嬉しいです」とのことです。

時間の都合上、全スポットまわれないのは悔しい限りですが、ほかにも見どころはたくさん。ぜひ淀川アートネットのホームページで詳細を確認し、自分好みのアート巡りを楽しんでください。https://peraichi.com/landing_pages/view/yodogawaartnet/

ライター(大阪市)

大阪在住のフリーランスのライター。コーヒーと甘いものが好きなので、カフェを中心に、気になるお店の情報を発信します。

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