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男性に聞いた・クリスマスのお食事デートで彼をガッカリさせるNG行動

樋口智香子マナー・コミュニケーション講師

街はクリスマスムード一色となり、恋人とのお食事デートを予定している人も多いことでしょう。
特別なイベントだからこそ、男性は、女性が思う以上に気を遣っているものです。ふとした言動が、彼の心遣いを台無しにしてしまうことがあるかもしれません。

そこでこの記事では、マナー講師である筆者が、クリスマスのお食事デートのNG行動についてまとめました。

実際に男性にインタビューし、リアルな声を反映しましたので、ぜひご一読ください。

リアクションが薄い・感動してくれない

せっかくいいレストランを予約したのに、彼女の反応が薄い。これでは彼をガッカリさせてしまいます。

彼女の喜ぶ顔が見たくて、レストラン選びをしてくれたはず。かしこまって、何も言わないと、彼が不安になるかもしれません。

「わぁ、素敵なお店!」「きれいなお料理ね」「とっても美味しい」など、感動したことを、どんどん口にするといいでしょう。

着いてすぐの「ここ、来たことある」発言

もし、彼が選んでくれたレストランに、過去に行ったことがあったとしたら、どうするのがよいと思いますか。

私は、しばらくそのことを伏せておくのをお勧めします。お食事デートの序盤でそう言われたら、彼の心が萎えてしまうでしょう。「誰と?」と過去の恋愛をイメージさせてしまう可能性もありますね。

オーダーをリードしすぎる

テーブルマナーの基本に「カップルでお食事する場合、ドリンクや料理のオーダーは男性にお任せする」という考え方があります。

はじめに、ウェイターから食前酒を何にするかと訊かれますので、彼から伝えてもらうのがスマートです。
女性が率先して「じゃあ、スパークリングワインで!」などとオーダーするのは控えてください。

食べるスピードが遅すぎ・早すぎ

コース料理では、食べるスピードを相手に合わせるのも、心遣いのひとつです。
あまりにも遅いと、彼をお待たせするばかりか、料理の提供にも影響が出てしまいます。
逆に、自分だけさっさと食べ終えしまうのもNGです。彼を焦らせてしまうかもしれません。さりげなく、スピードを合わせられるといいですね。

感謝の言葉が無い

彼にご馳走してもらったら、感謝の言葉を伝えましょう。おごってもらって当然、という態度はNGです。「ありがとう」「ごちそうさまでした」「とてもおいしかった」など、感動しましたという気持ちをこめて、感謝を伝えてください。

もし男性がお支払いする場合は、女性が化粧室に立ったタイミングで、テーブル会計をすませておく、という方法がお勧めです。

ですので女性は、デザートが終わった頃、さりげなく化粧室に立つといいですね。

お会計をどうすればいいかわからないときは「お支払いは・・・」とか「おいくらですか」と、控えめに訊いてみるといいでしょう。

食事の後、さっさと帰ろうとする

食事を終えても、もう少し一緒に過ごしたい、というのが男性の本音のようです。

せわしなく駅に向かおうとしたり、さっさと帰るそぶりを見せられると、ドン引きしてしまうのだとか。

西洋のテーブルマナーと照らし合わせるなら、コースの後は、バーに移動して食後酒を楽しむ、という習慣があります。

せっかくの聖なる夜ですから、もう少し余韻を楽しみ、二人でゆっくり過ごしてはいかがでしょうか。

以上、クリスマスデートで男性をガッカリさせるNG行動についてお伝えしました。

テーブルマナーにリンクする内容もありますので、ぜひ、デート前にチェックしてみて下さいね。

マナー・コミュニケーション講師

マナー・コミュニケーション研修講師。千葉県出身、元資生堂ビューティコンサルタント。NLP心理学とマナーをかけ合わせたプログラムにより、ビジネスマナー研修・接遇マナー研修・コミュニケーション研修棟を実施。全国250か所から招致され、指導人数は延べ20000人以上。セミナー・研修の他、書籍の出版、コラム執筆、雑誌記事や教材監修など幅広く活動中。

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