【名古屋市＆周辺】尾張の美しさを象徴する風景！"城と桜の共演"を楽しめる「名城＆お花見スポット」4選

愛知深掘りライター（名古屋市）

3/22(金) 6:39

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三英傑をはじめとした歴史名所が数多くあり、町をピンク色に染め上げる桜が美しい名古屋周辺。その2つの魅力を物語っているのが、"城と桜の共演"ではないでしょうか。

名古屋のトレードマークである金鯱が飾られている「名古屋城」はもちろんのこと、「国宝・犬山城」や小牧・長久手の戦いの地として知られる「小牧山城」など、桜の名所となっている名城が存在します。

今回は、そんな城と桜の共演を楽しめるスポットをご紹介します。

名古屋城｜名城公園（南遊園）

名城線の由来にもなっている「名城公園」。名古屋城を中心とした城址公園で、名古屋市中区二の丸や三の丸から北区名城にまたがって位置しています。

園内は、せせらぎの流れる広々とした芝生広場を中心におふけ池、四季の園、名城公園フラワープラザなどから構成されています。中でも一番の見どころが、春に「広場（南遊園）」から眺める桜と名古屋城の共演です。

北側のお堀にかけて一部の区間、天守閣に寄り添うように桜が咲き誇ります。一本が大きく、見応え抜群です。城の外なので入場料がかからないのも嬉しいですね。

＜名城公園広場（南遊園）＞
住所：愛知県名古屋市北区名城1丁目1
アクセス：地下鉄名城線・名城公園駅から徒歩約10分
桜の見頃：3月下旬〜4月上旬

犬山城｜木曽川遊歩道

室町時代の天文6年（1537）に織田信長の叔父・信康が築城した名城「犬山城」。国宝5天守の一つであり、天守は現存する日本最古のものとして知られています。

そんな名城ですが、木曽川の両岸に整備されている木曽川遊歩道から眺めれば、桜並木との共演を楽しむことができます。真っ青な空の下に、凛と佇む天守閣。そこへ仄かにピンク色のソメイヨシノが見事です。

犬山城は、平城（平地に作られた城）と山城（山に作られた城）の中間にあたる、平山城という構造のお城。適度な高低差があることで、こうした桜とのダイナミックなコラボレーションを見せてくれます。

＜木曽川遊歩道＞
住所：愛知県犬山市犬山大門先木曽川遊歩道周辺
アクセス：名鉄・新鵜沼駅から徒歩約10分
桜の見頃：3月下旬〜4月上旬

小牧山城｜小牧山史跡公園

織田信長によって築かれながら4年しか使われず、その後、豊臣秀吉と徳川家康による小牧・長久手の舞台にもなった「小牧山城」。三英傑にゆかりのある城址は、現在模擬天守が立ち、春には美しい桜との共演を楽しめます。

ソメイヨシノ、カンザン、シダレザクラなど約10種1,150本もの桜が、標高86mの山一帯を覆い、まさに尾張の桜山と呼びたくなる風情がありますよ。

南にある大手口から山頂までは往復約20分。歴史の痕跡を見学しながら、お花見ができるのが魅力です。桜の園という隠れ家スポットもあるので、ぜひ探してみてくださいね。

＜小牧山史跡公園＞
住所：愛知県小牧市堀の内1丁目
営業時間：24時間、【小牧山歴史館】9:00～16:30
定休日：【小牧山歴史館】第3木曜日（祝日の場合は翌平日）、年末年始（12月29日～1月3日）
料金：無料、【小牧山歴史館】一般200円、高校生以下無料
電話番号：0568-72-0712（小牧山歴史館）
アクセス：小牧ICから車で5分弱