面ファスナー配線ベルトのキャンプ活用術【百均】旅先でも使える便利な技6選
一般的にマジックテープやベルクロと呼ばれている名称は商品名で、正式には面ファスナーといいます。
この面ファスナーの「フック面(カギ爪)」と「ループ面(起毛)」が背中合わせに貼られたものが配線ベルトとして百均で販売されています。
実は、このベルトがキャンプで非常に役立つのです。
今回は旅先でも邪魔にならず、マルチに使える10mm幅の面ファスナー配線ベルトを使ったキャンプの活用術を紹介します。
①自閉式水栓を開放する
キャンプ場の炊事場では、稀に蛇口が自閉式水栓になっている場合があります。
蛇口の頭をワンプッシュすると、しばらく水が出て勝手に止まるヤツです。
でも、何故かプッシュしても3秒ほどで水が止まってしまう変な蛇口もあります。
片手で蛇口の水栓を押して、もう一方の手だけで洗い物をするのはイライラしますよね。
そんな時は、この面ファスナーを使って水栓を固定してしまいます。
この方法なら、両手が使えるので便利です。
そして、水を使った後は元に戻して貴重な水を大切に使いましょう。
②バッグのストラップをまとめる
大型ザックや多機能デイパックには便利に使えるストラップベルトがたくさん付いています。
これが、意外と邪魔でゴチャゴチャします。
このストラップも面ファスナーでまとめてしまえば長さをカットする必要はありません。
③マットをまとめる
百均の10mm幅の面ファスナーなら長さが150センチもあるので、大きなテントマットを結束することもできます。
特にウレタン製のロールマットは小さく丸めて固定しておかないと、かさばりますからね。
また、インフレータブルマットのようなコンパクトなマットも面ファスナーで結束すれば、さらに収納性がよくなるでしょう。
④ポールをまとめる
ポールに専用の収納袋が付属していない場合は、面ファスナーで結束すると良いでしょう。
特にショックコードが入っているポールは、綺麗に折り畳んでも手を離したらゴムの伸縮で又元通りに伸びてしまいますからね。
ポールも面ファスナーでまとめておけば、作業性が格段と良くなります。
⑤ロープをまとめる
テントやタープを撤収する際にロープを綺麗にまとめて結んだつもりでも、次のキャンプで使う時にロープが絡まっていることがありますよね。
でも、この面ファスナーでロープをまとめておけば結ばずに固定ができるので、次に使う時はスムーズにほどけます。
ロープは使用頻度が高いので、簡単に脱着できる面ファスナーが便利です。
⑥マクラを作る
シュラフの収納袋に衣類を詰め込んでタオルを置き、手ぬぐいで全体を包んで両端を面ファスナーで巻けば、キャンプ用マクラの完成です。
面ファスナーの肌触りの良い面を表側にしているので、顔に触れても全く違和感はありません。
これなら頭が滑り落ちないので朝まで快適に眠ることができます。
最後に
面ファスナー配線ベルトは、配線をまとめるだけではありません。
使い方次第では、他にも色々な場面で活用できると思います。
ポケットやバッグの片隅に用意しておけば、必ず役に立つでしょう。
ご参考までに。