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イ・デホが日米韓2700安打に到達/ヤン・ヒョンジョンが米から帰国<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
イ・デホ(写真:ロッテジャイアンツ)

5日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

ロッテジャイアンツ-KIAタイガース(プサン)はロッテが13-3で大勝し5連勝です。この日3番指名打者で出場のイ・デホ選手(ロッテ)は2安打を記録し、KBOリーグ通算2004安打に。NPB4年間(オリックス、ソフトバンク)での622安打、MLB(マリナーズ)での74安打と合わせて、日米韓での安打の合計が2700本となりました。

日韓での記録では千葉ロッテ、巨人、オリックスに在籍したイ・スンヨプ氏(元サムスン)の2842安打(韓国2156、日本686)に次ぐ数字です。

異なるリーグの記録は単純に比較できませんが、参考としてNPBで2700安打以上記録しているのは張本勲、野村克也、王貞治の各氏、日米通算ではイチロー、松井稼頭央両氏がいます。

(参考記事と年度別成績:李大浩がKBO通算2000安打達成 日米韓ではあと4本で2700安打到達

◆「ヤン・ヒョンジョン帰国」

今年メジャーリーグに挑戦しレンジャーズに在籍したKIAの元エース、ヤン・ヒョンジョン投手が帰国しました。メジャーでの成績は12試合0勝3敗、防御率5.60、3Aでの成績も10試合0勝3敗、防御率5.60で白星を挙げることはできませんでした。来季については国内復帰も含めてKBOリーグのシーズン終了後に決定する見通しです。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

ハンファイーグルス戦での出場はありませんでした。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。

◇10月5日(火)の結果

・LG 0 - 8 SSG(チャムシル)

 勝:チェ ミンジュン

 敗:イ ミンホ

・キウム 8 - 2 サムスン(コチョク)

 勝:ヨキッシュ

 敗:ホ ユンドン

・KT 4 - 4 NC(スウォン)

 勝:

 敗:

・ハンファ 4 - 3 トゥサン(テジョン)

 勝:ペ ドンヒョン

 敗:クァク ピン

・ロッテ 13 - 3 KIA(プサン)

 勝:ストレイリー

 敗:イム ギヨン

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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